見上げれば「柘榴」。すっかり、実が大きく膨らみつつありって、柘榴の実がこんな感じの頃は、まさに盛夏。ああ、夏だわぁ。/旧暦6/21・己卯

いつもの道で見上げれば、あららっ!もうこんな大きくなった!

猛暑の日々は、日差し除けの日傘が必携。
たまの外出も、傘さして、俯きつつ急ぎ足な日々です。

だから気が付きませんでした。

一陣の強風が吹き、傘があおられた折に見上げた空。

柘榴と青空

その青を背景に、柘榴の実がこんなに大きく実りはじめてました(*’▽’)。

赤い縮れ和紙みたいな花と、花托が膨らみタコさんウィンナーみたいだった時期が嘘の様。
柘榴の花から実への変化の様子は激しくて観察するのは、ホントに楽しい。

ああ、見過ごさなくてよかったよかった。

柘榴の変化は、季節の節目節目。

柘榴の花は、梅雨の頃
そして青実が膨らむのは、今頃の盛夏
しかも、酷暑・猛暑のまっさかりです。

柘榴の実

そして…。
秋めくのに併せて、赤く熟し収穫される。
そのまま収穫されずに枝にとどまる実りは、初冬の声を合図にパカッと口を開けるように爆ぜる

ふーむ、柘榴は、季節の節目節目を知らせる役割を担っているかのような律義さで変化する。

さてさて、2年目の夏も去らないどころか、悪化する感ありまくりのコロナ禍。
柘榴が赤く熟す頃、少しは希望の兆しが見えてないかなぁと思うのみの日々です。(←なんか、なに見ても心に浮かぶのはこのことだなぁ。ふーぅ。)

◆今日は、2021年7月30日/旧暦6月21日/水無月己卯の日/月齢20.1日
◆日の出4時47分 日の入18時47分/月の出22時33分 月の入10時43分