関東のもう一つの初詣「七福神めぐり」を今年もっ!欲張って向島方面にも遠征しましたっ!/1/9=旧11/30・庚寅

「七福神参り」は、元旦から七草の日までに
七福神を巡る招福の行事。

なので恒例の「谷中七福神」めぐりも1月7日までに巡り終えておくのが、正しい。
…のですが、谷中のほうは、1月10日まで御開帳&御朱印がいただけるので、今年はプラスもう一か所、一度いってみたいと思っていた向島界隈の「隅田川七福神」へ遠征してみた次第。

こちらは、ホンキで1月7日までなので一昨日。
そして、ご近所「谷中七福神」は、帰京してから毎日少しずつ回ってクリア!
加えて、ご近所初詣もあったので、いつも忙しいこの時期が、マジ耐久レースなみに忙しくなってしまったのでありました(笑)。

「隅田川七福神」めぐりは、
いちばん遠い多聞寺の毘沙門天さんから

もちろん、わが家からの距離が遠いということです。
向島の「隅田川七福神」は、東武線堀切駅から浅草を目指して隅田川沿いを川下へ向かうように参るというロケーション。
毘沙門天さんのいらっしゃる多聞寺は、そのいちばん北方面に位置します。
まずは、浅草駅から東武線で堀切駅まで北上。
そこから、線路沿いを浅草方面へ南下します。

ありましたっ!
多聞寺の誇るかやぶきの山門です。

多聞寺山門
今どき、全国的にかやぶきって珍しいと思うのですが、それが東京にというのはさらに稀有。
これは、いきなり一見の価値ありかと思います。

さて、拝殿にお参りののち、毘沙門天さんの揮毫と御朱印をいただきます。
多聞寺揮毫御朱印

「隅田川七福神」めぐりで授与いただけるものは、各カミサマのお姿をした「御分体」とそれを載せる「宝舟」とこの揮毫&御朱印の2種。
「御分体」&「宝舟」もなかなかにシックでいい感じ(こちらに写真があります)なのですが、今回は、迷うことなく揮毫&御朱印に。

というのも、やっぱ実際に墨で書かれたものっていいなぁ…と思ってしまったからなんでした。

せっかく遠出してきたので境内を少し見学するのもおススメ。

たとえば、この六地蔵座像とか…。

六地蔵座像

そうそう、社務所に貼られているこのふたつのお札の対比も面白い。

お札
左はもちろん毘沙門天さん。しかし、右の狸…は?
実は、多聞寺には狸塚があって、いたずら好きの狸を、ご本尊様にお願いしこらしめてもらったところ、狸は驚いて死んでしまったとか。
それを塚をこしらえて供養した。

そんな伝説由来で、こんな立派なお札まである次第らしいです。

次は、白髭神社の寿老人さん

白髭神社

もちろん寿老人さんの揮毫と御朱印をいただきつつも、ちょっと先を急ぎます。
というのも、前の多聞寺でゆっくりしずぎ&ここまでがけっこう遠かったため。

まだまだ日暮れが早いのをちょっと忘れておりました。

向島百花園には、福禄寿さんがいらしゃいます。

いつもは固く閉ざされている拝殿も開帳されて華やかです。
福禄寿さん

そして、こちちらが、向島百花園の福禄寿さん。
福禄寿さん

七福神のお参りポイントが庭園というのも珍しい気がしますが、ここを開園した佐原鞠塢(さはらきくう)は「隅田川七福神」をプロデュースしたともされる方。
まあ、これが道理でしょうか。
実際、廻った中でいちばんの賑わいでもありました。

そうそう、この時期百花園に来たならば、どんなに急いでいてもコレは見てという逸品。

献上七草籠

明治33年から、ずっと皇室に献上されている「献上七草籠」です。

長命寺には弁財天さん

寿老人さんの白髭神社も福禄寿さんのいらっしゃる向島百花園も、ここ長命寺も至近距離です。

こちらは、弁財天さんがいらっしゃる。
弁財天さん
お姿は拝めませんけれど…。

が、将軍家光公の腹痛を止めたとされる長命寺の長命水…の井戸は見逃せません。

長命水

中央の竹筒からちょろちょろ流れる水にちょっと触れさせていただきました。

で、ここまでで4柱のカミサマの揮毫&御朱印をいただき、先の遅れを取り戻した感じ…と判断し。

長命寺のsakuramoti

長命寺の桜餅をいただきます。
これも、せっかくここまで来たらはずせない逸品かと。
…おなかが空いたんで、二ついただいてしまいましたが(笑)。

隣接する弘福寺には布袋さんが。

いやあぁ、立派な本堂ですっ!

弘福寺本堂

そして、本堂には布袋さんがいらっしゃいましたっ!

布袋さん

ここでも無事御朱印いただき、あと一箇所です。

最後は三囲神社の恵比須さんと大黒さん。

ご一緒に祀られておりました。
大黒&恵比寿さん

さあて、最後の揮毫と御朱印をいただき隅田川七福神巡り無事完了ですっ!

隅田川七福神の揮毫と御朱印

左下から時計回りに「毘沙門天」「布袋」、中央のひときわ豪気なのが「福禄寿」。
「大黒&恵比寿」に「弁財天」「寿老人」…ぜんぶありますねっ!

そして、勢いある墨文字と紅の印…こうしてみると、非常にありがたさ満載です。

毎日こつこつ廻った谷中七福神の御朱印も無事揃い。

谷中七福神色紙

毎年見てるけど、こちらは、色紙の絵が美しいのがやっぱりバリュー。
しかも、谷中のカミサマ方が、なんとなくゆるくくつろいでいるところが好きです。

この御朱印を押した色紙は、お焚き上げなどせずに重ねて飾れる=福を重ねるといって更に縁起の良いことだそうで、数えてみたら9枚もある!
今年で9年目の「谷中七福神めぐり」となっておりました。

信仰とレジャーを掛け合わせて楽しんでしまう江戸の粋人たちの企画は、こうして平成の世でも健在ですね。

◆今日は、2016年1月9日/旧暦11月30日/霜月庚寅の日
◆日の出6時51分 日の入16時45分/月の出5時40分 月の入16時08分