あららっ!もう今日から、春彼岸の入りかぁ!!何気なく見た暦にやや驚きつつ、ここからはもう本格的な春スタートと嬉しくもあるな。/3/17=旧2/9・戊戌

ひゃあ、もう今日は彼岸の入りです。

数日前に暦を眺めて、ややびっくり。
もう、暑さ寒さも彼岸までのお彼岸になっちゃいました!

今年の冬は暖冬だったというのもあって、数日どーんと寒くなった日もあったけど、あんがい体調崩すほどのこともなく。
なので、かえってぼんやり冬を過ごしすぎたかも?

可愛い彼岸花にも会えるかな~?!

お彼岸なので、今年も東北の街に帰省しますが、楽しみなのは、「牡丹餅」「彼岸花」
って言っても、彼岸花のほうは、東北地方各地に伝わる、けずり花のひとつ…造花です。

削り花

竹や木片なんかを削ってつくったものが、お彼岸が近づくと近所のお店で売りに出される。
人々は、これを買って、春のお彼岸にお墓参りに出かけるというわけです。

これは、福島の市内で売られる削り花。
経木(きょうぎ)とみたいに、うすーく削った木を数枚ずらして茎を模した木に留めるというだけの単純なつくりなんですけどね。

削り花

可愛いです。

正面からみたとこも一応。

削り花

なんか、お彼岸以外の日常にもつかえそうだなぁ…。たとえば、花の部分だけ無着色のママで飾るとか?

そんなこと思いつつお墓参りに出かけると…。

こんな風に、生花に混ざってお供えされています。
削り花

いきなり、地面に差してあったりもして…(笑)。

彼岸花

昨年のお彼岸帰省中には、宮城県の塩釜にも出かけたのですが、そこで売られていた削り花は、ちょっとデザインが違ってました。
一本の枝から細かく削って作った花⇒画像検索したらでてきたのでこちらをどうぞ。

あれはあれで可愛かったし、やっぱ別の用途に使えそうな気がしてならないんですよねぇ。

ちなみに、削り花をお供えするのは、春のお彼岸だけみたい。
そもそもが、花が少ない春彼岸用に、冬の農閑期の手間シゴトとして始まったのが最初というから、秋はないのも納得。

秋には、ホンモノの彼岸花が咲くしね。

◆今日は、2016年3月17日/旧暦2月9日/如月戊戌の日
◆日の出5時49分 日の入17時50分/月の出12時10分 月の入1時31分