今日は、二十四節気の「立夏」。端午の節句を彩る鯉のぼりが、初夏の都会の空にも悠々泳いでいますよぉ~!/5/5=旧3/29・丁亥

今日は、二十四節気の「立夏」ですっ!

とうとうきました暦の夏!!!
と勢いつけて覚悟しとかなきゃならないぞっ!と、どうも毎年この日は少しテンションが高い。

それは夏好き…ではなくて、暑いのが超超超苦手だからです(笑)。

いつもの『暦便覧』では、「夏の立つがゆへなり」とシンプルに記されるのみ。
「夏が来たけど、だからなに?」と突き放された気もする…夏苦手な私。

こないだソメイヨシノ⇒八重桜と楽しんだばかりだってのになぁ。

気持ちよく泳ぐ、鯉のぼりのみが、私のココロをおおらかにしてくれる…かも?

ああ、今日は、子どもの日。
爽やかな意匠が似合う、端午の節句でもあるんだよなぁ…。

鯉のぼり120160430

と、街のこいのぼりが泳ぐ様子を、はるか東北の空を見上げて思いつつ、今日はどうしているだろか…と。

東京の街では、街場で鯉のぼりが大活躍。

鯉のぼりを立てるには、やはりある程度のスペースと高さ。
そんなもん、東京の街には皆無…なもんで、鯉のぼりたちはみな公共のスペースに繰り出して、泳ぐ。
(といっても大きな家の多い帰省先の界隈でも鯉のぼりを飾るお宅もそうそうないんで、ちょっと前の東京風景でしのいだりしてるんですがね…。)

民家の鯉のぼりは、まあ、こんな感じでささやかですが…。
民家の鯉のぼり

たとえば、公園なんかでは…!!

気持ちよさそうに泳ぐ、由緒ありそうなのから今風、そして手造り風。

公園の鯉のぼり

いや、風がないので泳いでないけどね。
みんな並んで、のんびりしてます。

川面を見ながら泳ぐ鯉のぼりだっていますよ!

ここは、JR高田馬場駅からほど近い、神田川。

神田川の鯉のぼり

昨年、このことを知って、来年は絶対!と、1年楽しみに待ったのでした。

ふふふっ面白いねぇ。

そういえば…。

今年も東京タワーのふもとにちゃんとこいのぼりは泳いでいます。

東京タワーと鯉のぼり

東京タワーを背景にして泳ぐ鯉のぼりと、「さんまのぼり」全長6メートル(右上)!
こうして毎年、三陸へ復興のエールを送っているんだって。

そして東京タワーのふもとにも大量の鯉のぼりが泳ぐ。
東京タワーの鯉のぼり

ここには、東京タワー=高さ333mにちなんで、「333匹の鯉のぼり」がいるんだそうです。

この鯉のぼり&さんまのぼりは、5月8日日曜まで、これは一見の価値ありです!

都会の鯉のぼりもこうしてみると興味深い事甚だしく、山沿いとか大きな川沿いに勇壮に並ぶこいのぼり
…とか、一度は、見に行ってみたいけど、街場で新しい飾り方を探すのも一興だったりしますよねぇ。

…ってコトで、しばし、爽やかな初夏を堪能しつつ夏を迎えようと思ったり。(←夏が苦手なんで覚悟を決めようとしてる・笑)

◆今日は、2016年5月5日/旧暦3月29日/弥生丁亥の日
◆日の出4時45分 日の入18時31分/月の出3時41分 月の入16時37分