七十二候は「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」。実際、鳴いてますね東北の母の家の裏の畑…否、雑草の中。…と、今年は姿も見せましたっ!/5/8=旧4/2・庚寅 

忘れてましたっ!
季節の暦・七十二候は「蛙始鳴」に入ってましたっ! (5月5日~9日)。
「蛙」=かわずと読んで、「始鳴」=はじめてなくと続く。

意味は、そのままストレートに、蛙がはじめて鳴く季節到来ってコト。

実際、母の家の裏の畑あたりで、蛙の鳴き声が聞こえ
⇒ああ、そういえば、今ごろって七十二候の「蛙始鳴」じゃない?
とうすぼんやりと思いだし
⇒やばっ!ブログに書くの忘れてる??

…と、忘却してたことを思いだしたって次第です。

大型連休のころの東北は、野放図なまでの雑草天国

さてさて、鳴く声だけでなく、姿も見せないかしら?と裏の畑のあたりへ出ても…。

ああぁ~!こりゃあ、蛙探しはかなり無理っ!

すかんぽ

てな具合のスカンポこと、蓚(スイバ)の繁殖。

おおっ!こっちは、烏野豌豆(カラスノエンドウ)ですなぁ。

カラスノエンドウ

いつのまにやら…

のげし

野芥子(ノゲシ)も元気、って感じで、蛙にとっては、身を隠し放題で、自由を謳歌できる環境が整いまくっております。

ちなみに、この時期カエルが鳴き始めるのは、雄カエルが雌カエルを呼んでいるってコトみたい。
ヒトとしては、その鳴き声が聞こえてくれば、「ああ、君も首尾よく相手を見つけたんだねぇ」と、心の中で小さく祝福するのが正しいかも?
というのも、そういえば、あれほどうつらうつら眠かったのが嘘のような日々。

春の「蛙の目借時」に、嫁探しをするからと勝手に借りていった目も、無事返ってきてるみたいです。

ああっ!いましたっ!「蛙始鳴」の蛙!

おおっ!こりゃあ珍しい。今ごろ姿を見たのは初めてですっ!

で、さっきの蛙の歌はあんたなの?

かえる

そして、まあ、やけにキリッとした目!?
あんた、まだ誰かの目を借りたままだね。

こいつは、日向でうつうつしている母の飼い猫の目を、いまだ借りっぱなしの蛙と推定。

◆今日は、2016年5月8日/旧暦4月2日/卯月庚寅の日
◆日の出4時42分 日の入18時33分/月の出5時58分 月の入20時06分