七夕⇒お盆と過ごすと、不思議に思い出す素麺のこと。
実は、パスタは大好きなのですが、ふだん麺類には食指が動かない私。
パスタの次にあえて挙げれば、ビーフンだったり…つまり小麦より米が好きなんですね。
しかし、七夕だ、お盆(東京の…だけど)だと思って過ごすと、どうもコレを買ってしまう。
素麺です。
旧暦時代の七夕の節句には、素麺を供える…は、平安の宮中から江戸庶民までずーっと続いた決まりらしいし、お盆の精霊棚には素麺をお供えするのも作法のひとつ。
細い素麺=「機織りの糸」とか。
茹でて水に放した素麺=「天の川」とか。
いろいろ見立ても可能だし、小麦の収穫をカミサマやらご先祖様に報告&感謝する意味合いもあったと思う。
そんなこんなで、よく目にするもんで食べたくなるんでしょうね。
ということで、今年は、長崎県は「島原産の手延素麺」。
…って、実は毎年産地も気にして、ややお高いのは気にしないようにして本物を買います。
(といっても、今年のは案外お安く、200円。スーパーにもおいてて、値段をみたら178円!いやんっ!)
さあて、封を切って…。
白くて美味そうですなぁ。
今日は、がっつりとスタミナ風。
ここまできちんと作られた素麺にこの食べ方?
って感じのアレンジですみません。
まだ食欲のあるうちは、スタミナ重視で腹もちのいい食べ方したいなぁ…と思い、先日TVで見たレシピを参考にしてみたのでした。
(ちなみに、レシピは、NHKあさイチ「ツナのレモンだれそうめん」。ツナ缶の汁だけ出して、醤油:レモン汁:水 各大さじ3ぐらい加え、胡椒少々、砂糖も入れてたけど私は割愛。これを茹でた、そうめん+ツナ缶の身+好みの具にかけて食す…だったと思う。
それと、たたき胡瓜を具にするのがポイント。)
うーん。
途中独自にアレンジ(またの名を手抜き)しちゃうんで、オリジナルレシピとは程遠いものになったけど、でも食べごたえありでおいしかった!
ところで、淡白なイメージを持つ素麺ですが、実は、グルテンと呼ばれる植物タンパク質が豊富な栄養価が高いたべもの。
暑い日続きで、今後食欲がなくなったとしても、シンプルに素麺をつるっと…で、案外夏ばて対策にはなるみたいです。
◆素麺について、由来がどうのとか、産地がどうのとか…のあれこれは、過去記事ありますのでよろしかったら⇒あらためまして素麺のことを
◆今日は、2016年7月16日/旧暦6月13日/水無月己亥の日/月齢11.7日
◆日の出4時37分 日の入18時57分/月の出15時35分 月の入1時27分
↓で、こんな本買っちゃいました。