秋の七草5つ目は「芒」「薄」…「すすき」です。山上憶良的には「尾花」ですが、うーんまだその域まで育ってはないんだなぁ。/旧暦7/26・庚子

秋の七草「尾花」こと「すすき」。

先日、「秋の七草」を愛でにいった向島百花園にて、終わりかけの「桔梗(朝顔)」、勢いのある「姫部志(をみなへし)」とともに、咲いてました。

すすき

といっても、やっと咲き始めで、花がひゅんと上を向く。
個人的には、これは「尾花」って感じじゃあないんだよなぁ…。
でもさ、東屋を背景に風情よく咲いているのでよしとした。

再度訪ねた皇居東御苑でも、やっと咲きそろったことだし…。

すすき

晩夏のヒカリ浴びて輝く様子もステキだし、オッケー「秋の七草」5つ目鑑賞完了!

「すすき」を「尾花」と言うのは、動物のしっぽの見立て。

なんで、ホントはせめてこのぐらいになるまで待ちたかったところではある。

すすき

この写真みたいに穂が美しくしなるのは、9月中旬ぐらいかと。

この時期ならば、秋のヒカリも味方して、日差しが強い時間は、狐のしっぽのように茶色く輝き。
夕暮れ近くなれば、白犬の尾にも見えたりし…。

やがて、熟して、「芒」や「薄」の文字が似合いそうな感じに枯れてきて…初冬。
この花実は、咲き始めから、幾重にも変化して、実はいずれの時期も美しい花かと思います。

…ってかもう冬の話(◎_◎;)。いやまだまだ残暑(←暑かった夏も、去りゆくとなると惜しくなる。)

◆今日は、2018年9月5日/旧暦7月26日/文月庚子の日/月齢24.7日
◆日の出5時16分 日の入18時04分/月の出–:– 月の入14時29分