今日は、二十四節気の「大暑」です。
例年「いよいよ、大きな暑い日々の始まりです!」
とかいって、警戒色を強めはじめる頃なのですが、今年は「えっ!そうなの?」って気分です。
2016年の東京地方は、7月2日が初熱帯夜⇒7月3日が初の猛暑日35度!
…暑くなるのがべらぼうに早かったから「いまごろ?」という気分もあるし、なぜか、昨日当たりから、梅雨めいてきて少し涼しい関東。
「もう?」という感じもあったりして、やや混乱。
とりあえず、いつもの『暦便覧』は、何と言ってるかというと「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」だと。
つまり、「暑さは最高潮に至ってゆく」から「大暑」なのだと…まああたりまえだね。
あたりまえですが、これで「最高潮」ってことは、次の「立秋」まで耐えれば終わりだよ…とも暦は言っている。
暑さが苦手な私としては、これから暑くなるよと伝える「小暑」より希望あふれるコトバなんです。
…まあ、暦通りに暑さのピークが過ぎてくれればね。
っていうか、関東はまだ梅雨も明けてないので、それは無理か。
暑さ対策には、手ぬぐい、扇子。そして今年は天花粉。
今年は、梅雨入り特有の「溽暑(じょくしょ)」「蒸暑(じょうしょ)」って感じの蒸し暑さと、「極暑」「酷暑」「炎暑」って過酷な暑さが一緒にやってきたもんで、何十年かぶりの汗疹に悩む日々です。
ってことで、まずは、汗疹対策。
懐かしのシッカロール=ベビーパウダー探しに邁進です。
で、さらに懐古趣味の「天花粉(てんかふん)」の文字に惹かれてこれを購入。
正式名称⇒紀陽除虫菊 あせもやカミソリ負け対策 布袋入てんか粉 新あせ知らず 100g(ここからAmazonへリンクしてます。)
といっても昔ながらの天花粉(=キカラスウリの粉を使っている)ではないんですが、まあ気分ということで。
箱を開け⇒薄紙をとると、いきなりパウダーが詰まった袋が登場!
これをこのまま肌にパフパフするんですが、植物系のスーッとした香りもいい感じ。
どんな軟膏クリームより汗疹に効くし、制汗剤にもなってるのでは?
まめに扇子で風を起し、肌に触れるのは綿100%の手ぬぐいに。
とにかく、例年とかってが違って、カラッとしない暑さ。
どうもすでにハンカチでは物足りない感じになって、実は、こちらは7月に入ると同時に大活躍。
毎年、同じ手ぬぐいと扇子だわぁ…とふと思い。
さらに今年は必需品では?と、手ぬぐいだけ少し新調いたしました。
いちばん右の金魚柄をけっこう使いがちなのは、やっぱ目に涼し気だからですかねぇ?
と、こんな感じで、来るべき「極暑」「酷暑」「炎暑」「炎天」「油照り」「溽暑」「蒸暑」の日々を無駄なく乗り越えようと思います。
…っていうのも、例年、暑さに振り回されて、ハッと気づけば、約2か月半ぐらいの時間を無駄にしてるもんで…。
今年は、極力冷静に、夏の対処したく思います。
◆今日は、2016年7月22日/旧暦6月19日/水無月乙巳の日/月齢17.7日
◆日の出4時41分 日の入18時53分/月の出20時22分 月の入6時46分
↓これを置いてある洗面所あたりも清浄な香りに包まれていい雰囲気に。