七十二候は、昨日から「天地始粛」に入っています(8月28日~ 9月1日)。
「粛」=「さむし」と読みますが、意味は「縮む」「しずまる」とか収束してゆくみたいなイメージのコトバ。
で、そのまま「てんちはじめてさむし」となって、意味もまあそんな感じ。
夏の暑さも収まってくる…かな。
確かにここ数日、朝晩はエアコンを止めて過ごしても不快感はないですね。
台風接近って要因もありますが…。
暦が「天地始粛」といえば、夏休みは「終」わり。
昨日、コーヒーでも飲むかと入ったのが久々のマクドナルド。
他のカフェが、なぜか満席続きだったんですが、マックもなぜか大混雑で、なんで~?
よくよく見たら、お母さんに叱られてべそ書きながら鉛筆を握る小学生??
…ああ、今日は夏休み最後の日曜日ね。
で、普段はシゴトで忙しい親に、夏休の宿題が終わってないのを発見された?
ほかにも、なんかそれ風の親子がマックを席巻しておりました。
ぎりぎりまで遊んだつけがここに来てってことか。
「天地始粛」といっても、東京の街はホッとできない焦燥感であふれる時期でもあるわけですね。
がんばれ小学生たち!
私の夏休み自由研究といえば…。
とさっそく影響される(笑)。
やっぱ、水族館への興味かなぁ~。(←研究じゃないじゃん!)
って、気になってた「仙台うみの杜水族館」に、お盆帰省のついでに行ってきたってだけですが…。
これがまた、いい感じの水族館だった。
奇をてらわず、近海で暮らす魚たちの泳ぐ大水槽が美しくも素晴らしく。
一方、アシカやイルカのライブもかなりのレベル。
その設立の沿革を知れば、東日本大震災前から計画があったもので、直接に関係はないのだろうけど、水族館は大きな津波被害に襲われた一角にある。
そして今年で1周年。
…なんか、勝手に復興のシンボルみたいにも思っていたりしたもんで、訪ねられたことじたいが嬉しかった。
水族館をテーマにした小説も一気読み!
こちらは、NHKで金曜夜にオンエアしていたドラマ「水族館ガール」が、オリンピックのせいで休止。
ええっ!そりゃないよぉ~!!
仕方ないので、代わりに原作を読んで憂さ晴らしをした次第。
シリーズはすでに3冊もあり、これがなかなかに面白かった。
原作よりも、深く広く水族館のシゴトやら、未来への課題と可能性やらがちりばめられてて、これがますます水族館への興味関心を誘発してしまうではありませんかっ!(とりあえず、シリーズ1のレビューはこちらです。)
植物好きゆえ、基本的には植物園&庭園派の私ですが、涼しくなったら近場の水族館を回ってみようかと思った次第。
七十二候「天地始粛」の時期は、夏を惜しみつつ、1年の後半をどう過ごそうかプラン作りの日々でもあります。
◆今日は、2016年8月29日/旧暦7月27日/文月癸未の日/月齢26.3日
◆日の出5時11分 日の入18時13分/月の出1時51分 月の入16時00分