江戸時代といえば、12月13日は「正月事始」。
いよいよ、新しい年に向けこんなに早くから本格始動してたみたい。
あれあれ?
5日前の「事八日」もそうだよね?
…って、そうなんですよねぇ。
江戸時代あたりを書物などで振り返ってみれば、お正月を迎えるあれこれは、「事八日」から「大晦日」までびっしり。
とはいえ、そのスタートを切る日を2回も?
なぜ?
それが、地域によって作法や日付もまちまちで、詳しく調べ始めると、それこそ年が明けても終わらない。
まあいいってことよ。
そこは、宿題にしておきます。
本日のメイン行事は、江戸城でも江戸市中でも、「煤払い」!
真似して、平成の世も今日から大掃除
実際には旧暦の…ですが、ともかく「煤払い」は、新年に歳神サマを迎えるにあたっての重要な行事。
一年の汚れを落として清める=一年の厄を祓うと見立てた。
というところが重要です。
ということで、私も平成人アレンジで真似てみる。
江戸は「正月事始」かぁと思ったら、まずは掃除用具を新調。
「塵取り」も「箒」もボロボロなんで新調しました。
そして、「重曹」と「クエン酸」。
そうそう、「いらない布を小さく切ったもの」のも準備する。
とりあえず、ここに「長箒」と「フローリングモップ」(先に科学雑巾をつけるやつ)で、我が家の掃除道具は全部。
準備したところで、大掃除終了!
って、まあ少しは残ってるんですが。
今年は、10月に窓ふきを済ませ。
加えて、一年中、モノを減らそうと、あちこちひっくり返しては整理して…を繰り返す日々。
モノが少なくなったら、毎日少しずつ掃除して、結果、掃除するところは極めて少ない。
・換気扇フードをざっと拭いてフィルターを交換。
・天井のすす払い
…の2点でしょうか?
わーい!楽だぁ。
今日は、天井のすす払いやってしまおう!
さっそく、新調した箒が大活躍します。
ってことで、キリッと掃除道具を取りそろえてこれからも日々清潔にを誓う。
そうして「煤払い」の行事に替えてみようかと思っている次第です。
12月13日は「松迎の日」でもあったなぁ…
…と思い出し、今日は松をもとめにいこうかと買い物に行き…。
松はないので、いきなり「檜(ひのき)の枝」買ってしまいました( ´艸`)。
そうそう、
平成の世は、酉の市で冬迎え
⇒事八日&正月事始を真似て、そろそろ年神様を迎える準備かなぁ…と思う。
⇒羽子板市あたりで正月用品を揃え…のあとに聖夜(クリスマス)。
ちょっと浮かれモードに突入し、正月迎え感小休止って感じですが、まあ、それが平成風。
まあ、松はそのあとに求めるとして、それまではこの檜でクリーンな空気を守っていただくことにしよう。
◆今日は、2016年12月13日/旧暦11月15日/霜月己巳の日/月齢13.6日
◆日の出6時42分 日の入16時29分/月の出16時06分 月の入5時14分