2月13日は、『コロボックル物語』の生みの親、佐藤さとるさんの誕生日。今日も読むぞ!『コロボックル物語』っ!/2/13=1/17・辛未

2月13日は、佐藤さとるさんの誕生日。

昨年、友人からその人は誰?
…と言われて軽いショック。

『コロボックル物語』を書いた作家だよと言ったら、すんなり通じて、安心した記憶。

作家名より、作品タイトルが際立ってるって、ファンタジーの特徴なのかな?

J・R・R・トールキンより『指輪物語』。
アーシュラ・K・ル=グウィンより『ゲド戦記』。
C・S・ルイスより『ナルニア国物語』
J・K・ローリングより『ハリーポッターシリーズ』

…ほらね。
どっちがピンとくるかといえば、物語名のほう。

閑話休題。
好きな作家の誕生日には、さあ、何を読もうか?

好きな作家の誕生日に、その著作を1冊もって出かけて、読む。
…のは、私なりの好きな作家へのトリビュート。

で、佐藤さとる作品は、我が家にけっこうあって…。
並べてみたらこんな感じ。

コロボックル物語

買うと捨てられないっていうのに、昨年は、『コロボックル物語』のシリーズ1『だれも知らない小さな国』を買い直し。
しかし、古いほうも捨てられずに保有中。

だれも知らない小さな国

さあ、今年は、どれを読もう。

好きな作家の誕生日に著作を1冊読むには、
ルールがあって…。

実は、ちょっとばかり本好きなので、全員でやったらきりがない。
で、10代のころから好きで、逝った作家限定というルール。

佐藤さとるさんのみ例外なのは、彼が70歳になった年に「書きたいことはすべて書いた」と引退を宣言した。
…という話を聞いたから。
「ああ、ならば、もう新作はでないのかぁ」という喪失感から、発作的に「誕生日を祝う読書」作家リストに入れて今日にいたった次第です。

がっ!昨年も新作出てるじゃんっ!

コロボックルに出会うまで

コロボックルに出会うまで 自伝小説 サットルと『豆の木』

昨年に引き続き、書棚の断捨離中につき、いったん図書館から借りてきました。
文庫化にならないかなぁ…そしたら、やっぱり買うのになぁ(←単行本って、以外に場所をとりますんで…)

佐藤さとるさんは、1928年生まれなので、今日で満89歳。

今年も、リアルお誕生日をお祝いできてよかったよかった。(←って言っても思うだけですが。)
そして、もっとずっと長生きしてくださいと思う。

…いや願います。

私のひそかなファンタジー好きは、『コロボックル物語』が無ければ始まらず。
そして、ファンタジーの紡ぎだす、豊かで広い、滋味あふれる物語に、多数出会うこともなかったのです。

ありがとうございます。

◆今日は、2017年2月13日/旧暦1月17日/睦月辛未の日/月齢16.1日
◆日の出6時30分 日の入17時21分/月の出19時40分 月の入7時42分

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