東京の街にも雑草がいきいきと。
ああ、また雑草で遊びたいなぁ~。
と思いつつも、なかなか難しい街暮らし。
帰省先の福島は、いってみれば田舎町なんで…。
雑草も生え放題。
観察も、写真撮りも、し放題。
もちろん、採取もし放題。
これまた、同じ季節でも毎年育つ種が違うのも興味深い。
今年の福島・母の家のあたりの雑草トレンドは…。
ここ数年の常連3種…。
紫の「垣通し(かきどおし)」。
黄色い「金鳳花(きんぽうげ)」。
ピンクの「烏野豌豆(からすのえんどう)」は健在。
しかし、「春紫苑(はるじょん)」がやたら幅を利かせているのは珍しく、これは、東京のわがご近所でも同様。
もしや、春紫苑種まき団とか秘密組織でもあるのかしら?
…と妄想してしまうぐらいの勢いです。
そして、新顔として、せり科の「藪虱(やぶしらみ)」が登場。(←ああ、またこのセンス皆無の名づけたるや…。)
それと、「ぺんぺん草(薺・なずな)」がまだ残っていたのもちょっと驚きでした。
…なんて、名を連ねていると、また採取したくなってウズウズするなぁ~(^^♪。
昨日のブログに東京の雑草もいきいき!…的なことを書いたからってのもあるんだろうが…。
ってことで、とりあえず。
ゴールデンウィーク in福島の雑草飾りの記録をば。
なんか、いつまでも福島の土産話で恐縮です。
…って土産になるか?
まずは、ゴールデンウィーク中に旧暦4月8日(5月3日)を迎えたからには薺(なずな)を飾らなくちゃっ!
…とこれを。
薺だけだと寂しいので、垣通しをいっしょに飾る。
ちなみに、旧暦4月8日は、リアル灌仏会。
江戸時代にも、お釈迦様のお誕生を祝って、仏教寺院では法要がなされ、その門前では、薺が売られていたそうです。
…っていっても「虫除けのまじない」らしいんですが。
幅を効かせる春紫苑は、どさっと飾り…。
開いたところに、金鳳花の黄色と、烏野豌豆のピンクをアクセントに。
こうして雑草と遊んでもらって…。
キッチンに飾られた雑草が美しい朝だっ!
下手な場所に飾ると、猫が倒して水浸しにするとかで、(ここなら大丈夫らしい)キッチンの出窓に避難させ⇒就寝。
朝起きたらなんだかいい感じだなぁ。
弱い光のほうが生えるみたい。
…うーん。やっぱ我が東京の家にも、空き地から来た花を!
という気分になるじゃないかっ!
ちょっと早朝散歩に出かけついでに、雑草の様子を見てこよう!
◆今日は、2017年5月12日/旧暦4月17日/卯月己亥の日/月齢15.6日
◆日の出4時39分 日の入18時37分/月の出19時43分 月の入5時37分