七十二候は「霎時施」に。小雨や通り雨が、次の季節を連れて来ると暦はいうけど、まだ秋去らず。が、銀杏の実はちゃんと降り、ささやかに冬の気配か? /旧暦9/15・庚申

七十二候は「霎時施(こさめときどきふる)」の時期です。(10月29日~11月2日)

「霎(こさめ)」「小雨」、あるいは、すぐ止む「通り雨」のことだとか。

季節の変わり目には、激しい雨風の日々がやって来て、次の季節にバトンタッチ。
それが、秋から冬への季節のはざまは、穏やかな「小雨」なんですね😊。

さてさて、暦がこう言い出せば、秋もそろそろ終わって季節は冬へ。
実際も、短い秋も終わりつつ…と言う感じ。

確かに今朝ほど、暦に忖度したかのように、久々に雨降りでしたし、もうそろそろ冬か?
…と思ったりします。

しかし、天気予報は、晴れ続き。
最高気温は20℃前後、最低気温も10℃超え続きのようです。

ふーむ、残暑も長かったけど、今年は思いがけず秋も長めなんでしょか?

思わず長めの秋ですが、これは「霎時施」に併せて降るみたい(*’▽’)。

気候の良さに、そぞろ歩き。
ああっ!これは!?

銀杏の実が降る

温かな日々ですが、ちゃんと銀杏の実は熟して地面に降る

見あげれば、思いがけずに巨木の銀杏。
しかもまだまだ青々として、黄葉はまだまだ先だし、銀杏はどこかな?

銀杏の木

肉眼で見ても全然わからないので、デジカメの望遠機能で接近すると…。

銀杏実る

実って熟してますね。

こっちもすっかり。

銀杏の実

もっと、寄って(もちろん、デジカメの望遠機能で)…。

ああ、いい感じに実ってますねぇ。

銀杏の実

なんて、カメラ構えて、上向いているひと(=私)に向かって、ぽろぽろ降ってきました。
銀杏の実(*’▽’)。

まだ外気は温かですが、七十二候「霎時施」の日々には、例年通りに銀杏の実が降る
熟し方は、すこしゆっくりみたいだけどね。

◆今日は、2023年10月29日/旧暦9月15日/長月庚申の日/月齢14.4日/満月
◆日の出5時59分 日の入16時50分/月の出16時59分 月の入6時05分