七十二候が「蟷螂生」と言えば、夏・保存食作り本格スタート。今日は新生姜!/旧暦5/13・乙丑

七十二候は「蟷螂生(かまきりしょうず)」の時期です(6月5日~10日)。

このコトバの「蟷螂」という文字。

意味は、「カマキリ」のことですが、書体としてのバランスが好きです。
しかし、なんだって、この字を当てたんでしょうか?
毎年、この時期になると気になって突貫でいろいろ調べてみますが、まだ調べはつかず

ご存知の方いたら教えてほしい…。

で、その「蟷螂」の後ろに「生」とつけて、カマキリが生まれるころですよと暦はいっております。
福島の母の家に帰れば、確かにそんな時期ですが、ここは街中。

カマキリ…いません。

「蟷螂生」の時期は、新生姜の甘酢漬け!

カマキリは都合よく登場しない街中でも、暦がこう宣言すると安くなる。

新生姜を今年も買ってまいりましたっ!

新生姜


併せて、切れかかってた、酢と甜菜糖(←我が家は、身体を冷やす白い砂糖は使わず。この砂糖は唯一冷やさないとか。普通にスーパーでも売ってます。)

酢と甜菜糖

暑い日々は、酸味が重要。
毎年いまごろから消費が増えるし、普段使いはしない砂糖(=甜菜糖)も梅ジャムうやシロップに使う予定。
ふーむ。
理にかなった買い物だわっ。

白い生姜があっという間にピンクに変身っ!

新生姜の甘酢漬けのだいご味は、白かった新生姜が…。

甘酢漬け

一晩で、ピンクへと変化するところ。
ちょっと感動します。

しかも、作り方は、数ある保存食の中でも簡単すぎるほど簡単カテゴリにはいるかと。

作り方を、ざっといえば…。

・新生姜の皮を剥いて(今年も、ちょっとだけ茗荷を混ぜました。こちらは縦1/4に切る)
⇒薄く切って、湯通し。
・酢+水+砂糖(甜菜糖)+塩ひとつまみを、小鍋でひと煮たちさせたのを、切って湯通しした生姜(と茗荷)にかけて放置。

(分量感覚は、生姜+茗荷:酢:水=1:1:1/2で、砂糖(甜菜糖)は大さじ1~2ぐらいでしょうか?まいど適当ですみません)

…ってだけなんです。
なのに、これを作るようになったら最後、市販のガリなど食べられません。
そして、お肉と炒めてみたり、けっこういろいろ使えます。

そうそう、詳しいつくり方が過去記事ありましたんで、よろしければ!

◆今日は、2017年6月7日/旧暦5月13日/皐月乙丑の日/月齢12.3日
◆日の出4時25分 日の入18時55分/月の出16時44分 月の入3時02分