七十二候は「黄鴬見睨(うぐいすなく)」の季節。東京では鶯は鳴かないけれど「鶯菜」は安くなるみたい?/2/9=旧12/21・丙辰

季節の暦七十二候は、今日から「黄鴬見睨(うぐいすなく)」の季節に入りました(2月9日~13日)。

ちなみに、我がご近所には「鶯谷」という地名の、いかにも鶯が鳴きそうな場所があって、実際、江戸時代にはそのとおりだったみたい。
(詳しくは、JR山手線鶯谷駅…の「鶯谷」の謎??をよろしかったら)
さらにいえば、もっとご近所の谷中なんて、かっては、鶯の鳴き声を聴くための別荘地だったんだとか?

その当時だったら、鶯も美しく鳴いて、「春告鳥」ぶりを披露していたんでしょうねぇ。

がっ、もちろん、この地に住み始めて14年。
鶯が鳴くのなんてとんと聞いたこと
…ないですね。

でもね。

この時期に入ると、不思議と青菜系が安くなる

ってのは、ここ数年の七不思議(笑)。

んで、小松菜、ほうれん草、春菊までごっそり買ってまいりました。

菜っ葉

こんなに一度にどうするの?
と聞かれそうですが、帰宅するやいなや、とりあえずいっきょに茹でてしまいます。

茹でたら、水を切って、タッパーに入れて保存。
タッパーに

少しずつとって出汁醤油に漬けて⇒いろいろ青菜のお浸し
とか。
ここから味噌汁にトッピング。
パスタの具。
ミキサーでペースト状にしてスープ。
…etc。

少し硬めに茹でとけば、あとでいろいろつかえて便利なんですねぇ。

しかも、冬場は、冷凍せずに冷蔵室で保存はオッケー。
いや、この最初のひと手間さえやっておけば、消費するのが俄然早い。
ってコトで、真夏以外は、だいたい冷蔵室保存で新鮮完食でしようか。

青菜の意外な調理法でもないかなぁと、検索してたら…。

今回は、けっこう大量購入したんで、レパートリーも広げようかなぁ…と、PCで検索していたところ、

「小松菜」=「鶯菜」なんだって?

おやまぁ!!

京の伝統野菜の中にも鶯菜というのがあるみたいだけど、そちらは天王寺蕪が若菜の内に収穫したモノ。
別に、小松菜の早採りの小さいものも「鶯菜」と呼ぶんだそうです。

ふーむ、この呼び名は風流ですねぇ。

ならば、出始めだけでも、こんな風に付録つき(鶯の笛とか・笑)で売ってほしいね。
…とまた妄想。

菜っ葉と笛

この写真を撮るため、再度、買いに行ってしまいました(笑)。

◆今日は、2015年2月9日/旧暦12月21日/師走丙辰の日
◆日の出 6時35分 日の入17時16分/月の出22時05分 月の入 9時02分