「雨の七草」といえば、これも外せない「立葵」。
春と秋にはあるのに、夏に無い?
無いなら作ってやろうと始めた「雨の七草」です。
「紫露草」⇒「昼顔」と、雨に似合いそうな草花を、順調に追ってまいりましたが…。
ここにきて今外せない、街を彩ってる花は…。
雨というより太陽が似合いそうな「立葵」。
うーん。
立葵の花は、「梅雨葵(つゆあおい)」の別名を持つ!
だからいいのである。
実際、花は紫陽花と同じ頃に咲く。
基本、茎の下から上へと順に咲いてはしぼみ。
茎のてっぺんまで咲いたら、梅雨明け…みたいな目安にする花。
だから、「梅雨葵」という名がついたんだとか?
ふーむ、確かにこの造形的なつぼみもまだまだ数多く、まだまだ長く咲きそうです。
これも面白いカタチ!
立葵は、勝手に咲く花と見せかけて、ぜったい所有者いるよね?
というのも、咲きだす場所がただならない。
道端といっても、かならず、横断歩道の横だとかバス停の横。
あるいは、民家の塀の外を彩るように…とか。
なんだか、ヒトがゆっくり愛でやすい場所に咲いてるような…気が。
そして、多年草なので、覚えれば、おなじみの場所に毎年、おひさしぶりっ!と咲きだすような…。
お久しぶり立葵!
梅雨の間によろしくね?
…だけど、子供時分、この花のそばで、大雨に打たれて「シャワーだ!シャワー!」だと大はしゃぎした記憶は、いったいいつの季節なのかな?
◆今日は、2017年6月23日/旧暦5月29日/皐月辛巳の日/月齢28.3日
◆日の出4時26分 日の入19時00分/月の出3時33分 月の入17時52分