太陽が似合う華やかさで、梅雨の花。「雨の七草」3つめは、街並みになじむ「立葵」。/旧暦5/29・辛巳

「雨の七草」といえば、これも外せない「立葵」。

春と秋にはあるのに、夏に無い?
無いなら作ってやろうと始めた「雨の七草」です。

「紫露草」「昼顔」と、雨に似合いそうな草花を、順調に追ってまいりましたが…。
ここにきて今外せない、街を彩ってる花は…。

立葵

雨というより太陽が似合いそうな「立葵」。
うーん。

立葵の花は、「梅雨葵(つゆあおい)」の別名を持つ!

だからいいのである。
実際、花は紫陽花と同じ頃に咲く。

基本、茎の下から上へと順に咲いてはしぼみ。
茎のてっぺんまで咲いたら、梅雨明け…みたいな目安にする花。

だから、「梅雨葵」という名がついたんだとか?

ふーむ、確かにこの造形的なつぼみもまだまだ数多く、まだまだ長く咲きそうです。

立葵のつぼみ

これも面白いカタチ!

立葵のつぼみ

立葵は、勝手に咲く花と見せかけて、ぜったい所有者いるよね?

というのも、咲きだす場所がただならない。

道端といっても、かならず、横断歩道の横だとかバス停の横。

立葵

あるいは、民家の塀の外を彩るように…とか。

立葵

なんだか、ヒトがゆっくり愛でやすい場所に咲いてるような…気が。
そして、多年草なので、覚えれば、おなじみの場所に毎年、おひさしぶりっ!と咲きだすような…。

お久しぶり立葵!
梅雨の間によろしくね?

…だけど、子供時分、この花のそばで、大雨に打たれて「シャワーだ!シャワー!」だと大はしゃぎした記憶は、いったいいつの季節なのかな?

◆今日は、2017年6月23日/旧暦5月29日/皐月辛巳の日/月齢28.3日
◆日の出4時26分 日の入19時00分/月の出3時33分 月の入17時52分