朔(さく)は、旧暦の月の第一日目。
なので八朔も旧暦8月1日の行事なれど…。
かつては、でき始めの穀物を取入れ、目上の方に献上する特別な日。
ことに、江戸東京由来の話となれば、徳川家康が江戸城に入場したのが旧暦8月1日。
もちろん、八朔の日に縁起を担いだということで、以降、江戸では8月1日は祝日だったみたい。
…つまり、八朔は節目の日のひとつかと。
となると、そこにあやかり、なんかしてみたくなる私。
さらに今日は、新暦8月1日だってのに、勝手に前倒して、曲解し、私にとっては「てぬぐい新調の日」!
…になんてしてしまっている次第。(←苦しい(-_-;))
ってことで今年の2本。
夏らしい渦巻きと、以前持ってて、ボロボロになった菊柄と同じものを新調。
代わりに、古びれた2本を、台所布巾におろし、新しいほうは、夏場のハンカチとして使用することになる。
(そして時々、このブログの写真撮影にも活用!さあて、どこに登場するでしょう!乞うご期待!!)
まあ、てぬぐいなんて、いつ買っていつ処分したっていいんですけどねぇ~(^^♪。
いろんな柄があって可愛いもんで、こうして決めとかないとタガが外れる。
あれよあれよと数だけ増えること必定。
新調するにもこのぐらいの特別感があったほうがいいんですよ、私の場合。
それと、同じく新調するにしても、夏と秋のはざまの今頃が、柄的にも充実度が高い気もします。
ってことで柄の全体もお見せしようっ!
渦巻き柄と…。
菊柄と。
そうそう、この菊の柄は、冷房ききすぎの場所では首に巻いてみたら…。
それが案外洒落てたのも、2枚目を探してた理由。
ってことで、たかだか、てぬぐい一枚二枚新調するに、こじつけ劇場失礼いたし。
今日は、室生犀星の誕生日でもあります。
好きな作家の誕生日には、もちろん忘れず一冊読んで誕生祝(思春期から好きな作家限定)。
で、この作家の場合は、決まってこの組み合わせを。
もうもう、何度読んだか忘れるほどの2冊。室生犀星の『火の魚』(こちらの本は古書しかないみたい)と栃折久美子『美しい書物』 。
今日は、ただその美しさを眺めて誕生祝とするかもなぁ…。
なんでこの2冊かは、こちらに詳しく書きましたのでよろしければ⇒2015年8月1日の記事
それと、「火の魚」は、『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ』 (講談社文芸文庫) に収録されています。
◆今日は、2017年8月1日/旧暦6月10日/水無月庚申の日/月齢8.7日
◆日の出4時49分 日の入18時46分/月の出13時25分 月の入–:–