七十二候は「大雨時行」に。時々、ザッと強い雨が降ると暦が言うのは「夕立」のこと。今やゲリラ豪雨をイメージしちゃうけど😞/旧暦6/11・辛酉

七十二候は「大雨時行(たいうときどきおこなう)」の時期です(8月2日~6日)。

「大雨」は読んで字のごとく、大ぶりの雨。
それが、「時」=ときどき、「行」=おこなう。
なんで、このコトバは、夕立みたいなざっとくる潔いやつを指しているみたい。

…夕立かぁ。
ここ数年、激甚災害になる豪雨が多くて、あのザッと来て、スッと涼やかさを運んでくる雨が懐かしいほどです。

古い暦の天気のコトバと、今。
比べてみれば、やっぱ、最近の気象…かなり変だなと…ため息交じりに思ったりします。

暦が「大雨時行」と言えば、見上げた空の滲んだ青さと雲のカタチ。

そうそう。
この時期の空は、梅雨が明ければ、しばし晴れ続き=「梅雨明け十日」のこんな滲んだ青。

滲んだ青

そして、ふと気が付くと浮かんでいる入道雲。

入道雲

…という感じの日々のはず。
実際、やっと暑さに慣れて、空を見上げる余裕ができる頃なのかもしれません。

しかし、今年は、関東甲信越が梅雨明けするやいなや、いきなり南方海上に台風の卵多数発生。
低気圧も去らず…。

なんかかえって梅雨入り後みたいな感じがいまだ続いておりまして、母すむ東北などは、まだリアル梅雨のまっただなか(◎_◎;)。

おいおい、もう8月だよ!

といっても、しのぎやすいからまあいいかぁ…と、なっている。
が、ここ数日の平均気温30度代前半…ってのは、ちょっと前のすごく暑い日の気温なんですけどね。

◆今日は、2017年8月2日/旧暦6月11日/水無月辛酉の日/月齢9.7日
◆日の出4時50分 日の入18時45分/月の出14時19分 月の入0時15分