浅草寺の「菊供養会」は、毎月18日の縁日の10月バージョン。
境内にて菊の一束を授与いただき、観音様にお供え。
代わりに他の方が供えた菊をいただいてくる…「菊とっかえ」がメイン。
そんな参加型供養も楽しいけれど、私はこの「菊之御守」を授与いただくのをおすすめしたく。
菊の花ではなくて、葉っぱの意匠がまずはステキ。
これは、中国故事が由来となる御守りで、その説明は、浅草寺のサイトに詳しくあるのでそちらで見ていただくとして(^^♪。
それが入っている袋のほうも、美しいなぁと、眺めて楽しむ。
菊の透かし模様がはいってるんだよねぇ。
ちなみに…。
お守りのご利益は、菊の意匠ですのでもちろん「延命長寿」
それと、葉っぱにかかれた文字がパワーある「観音経」の一節だということは強調しときたく。
観音様にお参りするときには、手を併せて「南無観音菩薩」。
…とその名を唱えるのが作法。
それだけで、厄難、災難から救われ、成仏までできてしまうという、シンプルな信仰のカタチ…のアイデアにいつも静かにカンドー。
単純で美しいから、多くの人を惹きつけることになり。
だから、多くの祈りもささげられることになり。
そして、一方、人々のココロも救ってきただろうし。
その長い積み重ねに対する敬意をこめて、「菊花開」の小菊とともに、飾って、ちょっと室礼のつもり。
◆今日は、2017年10月18日/旧暦8月29日/葉月戊寅の日/月齢27.9日
◆日の出5時50分 日の入17時02分/月の出3時57分 月の入16時26分