今日は、二十四節気の「清明」。
暦は、清く明るい日々と言っております。
たしかに見上げれば、爽やかな黄緑の柳。
しなやかにさわさわ風に揺れながら迎えてくれます。
黄緑の葉もずいぶん密度を増したみたい。
染井吉野のころは、こんなに頼りないかんじだったのに。
一重桜は、ほぼ散って、ああ、もう春というより初夏なんだよねぇ。
「清明」のころを「此芽は何の草としれるなり」のころだといっているのは…。
暦の解説書『暦便覧』。
正しくは、「万物発して清浄(しゃうじゃう)明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」。
「清」「浄」「明」「潔」
…とまあまあ、爽やかで明るいコトバを並べましたねぇ。
なんか、まっすぐに、この日々を待ちわびていたかのような。
たしかに、地面に芽吹いた草は花開き、なにがなんだかわかる日々。
仏の座に、おおいぬふぐり、すずめのかたびら。
大きな葉っぱはなんだろか?
なんか、勝手に寄せ植え風になってますね。
ああ、そういえば、春先にめぼしをつけた、コンクリートに出てきたロゼットたち。
あれの素性もそろそろ観察しに行かなくちゃ。
◆今日は、2018年4月5日/旧暦2月20日/如月丁卯の日/月齢18.6日
◆日の出5時23分 日の入18時06分/月の出22時43分 月の入8時25分