七十二候は「水始涸」に。そんな日々に、東京都心のなじみの田んぼが、今日、稲刈りなんだって in 小石川後楽園/旧暦8/25・己巳

七十二候は「水始涸(みずはじめてかるる)」の時期です。(10月3日~7日)。

暦は、「水がはじめて枯れ始めるころ」と言い始めれば、田んぼの稲は十分に実って、稲刈りを待つのみに。

小石川後楽園の馴染みの田んぼも…。

小石川後楽園のたんぼ

数日前に眺めに行ったら、すっかり「落とし水」されていました。
「落とし水」…田んぼの水を抜くことをそう言います。

ふふふっ、まったくもって「水始涸」の日々😊。

馴染みの都会の田んぼは、七十二候「水始涸」の日々に稲刈りです。

この田んぼには、ご近所の小学生が、田植え⇒案山子を立てる⇒稲刈り…とその維持管理にも参加。
収穫のメインイベントである稲刈りが、本日なんだって!!

小石川後楽園の案山子

このややぶっとんだ案山子も稲刈り前にはお役御免かぁ…とか。
どんな風に行われているのかなぁ…とか。

稲刈りの様子には、興味津々ですが、本日は想像。(雨天だったら明日に順延だそうなので、そしたら行けるか?)

週末に晴れたなら、稲の掛け干しを見学に…。

刈った稲を天日干しにするための「掛け干し」の様子。

掛け干し

地域によっては、その様式も色々みたいですが、この田んぼは毎年この様式。
最近は、機械で乾燥する農家のほうが多いらしく、そもそも掛け干し自体が重労働なんでこの光景も少なくなったみたい。

我が福島などは、そもそも田んぼがどんどんなくなるもので、母の家から相当に遠出しなければ見られません。

ああ、せめてこの田んぼだけでもずーっとこの様式続けていってほしいなぁ。

ってことで、今年も必ず見学に。

米をついばむ雀

稲刈りのあとには、田んぼにこぼれたコメを狙って雀たちが来襲。
その様子も可愛いのですが…今年はやってくるかな?

◆今日は、2018年10月4日/旧暦8月25日/葉月己巳の日/月齢24.4日
◆日の出5時38分 日の入17時21分/月の出–:– 月の入14時14分