七十二候は「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」の時期です(11月27日~12月1日)。
っていうか、せめて「木枯らし1号」が吹いたら…と待っているうち、ギリギリになってました😲。
「朔風」=北風のコト。
暦は、「北風が吹いて、樹々の葉が払われるころ」と言い出しましたが、うーん。
寒い日々はいやですが、やはり冬の始まりは、強い北風=木枯らしのひとつも吹いて始まってほしいなぁ。
おかげで木の葉が大地を覆うさまもちょっと半端な感じ。
暖冬なのはありがたいけど、季節のバランスが崩れてゆくようでやや不安でもあります。
街路を歩けば…。
ああ、風は穏やかですが、それなりに木の葉は散って、地面を覆う光景もある。
…と少しホッとしたりして。
早朝に掃除を済ませたあとも。
でもなぁ、落ち葉焚きで焼き芋焼くには、ちょっと少ない…ふふふっ😊。
東京は焚火ご法度なんで、想像して楽しむのみですが。
「朔風払葉」の「朔」という字は、始まりの日の意味。
だから北風(=朔風)は、始まりの風でもあって…。
風に払われた葉は、地面を覆う
⇒やがて、大地の栄養になる
⇒樹々草々が育つ
⇒花咲いて…。
という循環の始まりでもあるのです。
古い暦は、こうして自然の営みの淡々としたすごさを教えてくれるものでもあるんですね。
◆今日は、2018年12月1日/旧暦10月24日/神無月丁卯の日/月齢23.8日
◆日の出6時32分 日の入16時28分/月の出–:– 月の入13時02分