「大仏の日」の由来は、奈良の大仏・盧舎那仏像の開眼供養。
この日に併せて、いつかは奈良の大仏をお参りに。
…とも思うけど。
我が街上野(我が家からは少し離れてはいるけどまあ、徒歩圏内ということで)の大仏様だって、趣深くありがたく。
染井吉野の桜並木を手前に、奥は精養軒というロケーションの小高い丘にいらっしゃいます。
造立は、寛永8年(1631年)。
最初は、ちゃんとお身体もある釈迦像だったそうですが、江戸時代からの夥しい火災や地震、そして、第二次世界大戦の金属供出令などなどのせいで、お顔だけになってしまった。
上野の大仏様は、さまざまな艱難辛苦を乗り越えて、今、静かにこの地で、微笑んでさえいるかのようです。
上野の大仏様は、合格祈願のスポットでもある。
理由は、もうお顔だけなら「落ちることはない」。
ってことで、いつもは、お顔をどどーんとデザインした合格祈願絵馬が並ぶ。
それが、今春は、絵馬を奉納するここにも、桜が華やかに咲き誇っておりました。
どうやらコレ。
「桜咲く」の絵馬みたい。
合格祈願にお参りした受験生たちの、合格の知らせが美しく並んでいるんですねぇ。
なんかいいなぁ🌸。
今年は、この上野大仏の丘にも桜の花で満開です🌸🌸。
◆今日は、2019年4月9日/旧暦3月5日/弥生丙子の日/月齢3.8日
◆日の出5時17分 日の入18時09分/月の出7時44分 月の入21時54分