二十四節気は「白露(はくろ)」です。
さっそく、暦の解説書『暦便覧』を。
「陰気やうやく重りて、露こごりて白色となれば也」なので「白露」と言っています。
おおざっぱに理解すれば、「涼しくなったんで、空気中の水蒸気も冷えて露となって降る」
…ってことですね。
朝散歩、そして空き地の草々に早朝の「露」。
この東京でもやっと朝晩は涼しくなったんで、そんな気分。
がっ!
肝心の空き地がなくなっちゃって、いけどもいけどもコンクリートだったりして、草に露は存在せず😢。
急遽、頭の中で草地を想像。
もうセルフ・バーチャルリアリティだよ。(←この言い方、あってるか?)
そして、こんな露したたる草地には、いいことがたくさん潜んでいるんだ。
ほらっ!露草がっ!
名前からして、朝露が似合う草。
おっ! 草のふりしてひっそりと佇むバッタだ!!
彼は、「精霊蝗虫(ショウリョウバッタ)」というんだそうです。
これはこれは「蛇の目蝶」サマもいらしたね。
乾いた空気の中を飛んでこられるとちょっと嫌な蝶々も、露降りた草地で出会えば美しく見える不思議。
ふふふっ、こんなのが、私の中にある「白露」な光景。
なんのことはない、全部、母の家の裏庭の光景だったりするんですけどねぇ。
◆今日は、2019年9月8日/旧暦8月10日/葉月戊申の日/月齢8.7日
◆日の出5時18分 日の入18時00分/月の出14時26分 月の入–:–