今日は、二十四節気の「小雪」です。
暦がこうして「雪」というコトバを持ち出してくるということは、空から降ってくるのは「雨」より「雪」の可能性が高いということ。
…かな?
つまり、気温がぐっと下がって、そろそろ暮らしのスタイルも冬仕様へ。
だけどなぁ…。
11月も下旬に近付けば、東京でも「初雪」が降った記憶があるけれど、近頃はさっぱり。
「木枯らし」すらなかなか吹かないものねぇ。
東京の街は、晩秋と初冬の合間をいったりきたりして…。
季節も「小雪」まで来れば、不思議と木々の色合いも深まってゆきます。
それでも今年はまだ色づきはゆっくりかな?
…と思うのは、向島百花園の光景。
偶然、昨年と同じ日に出向いたものの、まだまだ色づきは浅いかも?
今頃の園内で存在感を放つすすきもまだ…。
ふわふわに熟したものは少ない感じ。
同じく、いまごろと言えばの野茨の実。
うーん、まだ赤と青のまだらですね。
いつもは、真っ赤になってあたりを染める時期なんですが。
といっても櫨ノ木は、もうすっかり赤く。
そうそう、園内のどこからでも灯台みたいに道しるべになってくれる強い赤。
櫨の木の紅葉はもう終盤で…。
地面も点々と赤く染めてました。
一方、紅葉(もみじ)も赤くなった。
すべてじゃないのが不思議なんだけどね。
種類の差?それとも根付いている場所の環境が微妙に違うのかな?
そして、銀杏(いちょう)の色づきまではもうすこし。
葉っぱは、黄色というよりまだまだ緑が優勢です。
ざっくりいうと…。
街の紅葉は、櫨の木から始まって⇒桜⇒紅葉⇒銀杏とめぐり。
木々より道を染める木の葉が多くなって冬到来…といった進捗。
ってことは、向島百花園の紅葉も、まだ中盤
⇒つまり東京の紅葉も中盤?
となりますでしょうか?
ふふふっ、我が向島百花園。
毎秋、その色合いをため息つきつつ眺めつつ、実は個人的に晩秋から冬への進捗チェックも兼ねていたりします。
◆今日は、2019年11月22日/旧暦10月26日/神無月癸亥の日/月齢25.0日
◆日の出6時23分 日の入16時31分/月の出1時01分 月の入13時58分