七十二候は「朔風払葉」に。東京あたりじゃ木枯らしもふかず、まだ美しい紅葉並木が健在だったりします(*’▽’)/旧暦11/1・戊辰・新月!

七十二候は「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」の時期です。(11月27日~12月1日)

「朔」は、北の方角のことなので、「朔風」=北風。

暦は、「冷たい北風が、木の葉を払う時期が来た」と言っています。

本来ならば、もうそろそろ木々も葉が落ち、枝ぶりが目立つ日々…のはずですが。
まだ、東京エリアには「木枯らし一号」もふきませんよぉ。

こうして、今年もハッと気づけば、突然、真冬(◎_◎;)。…みたいに季節は移ってゆくんでしょうか?

暦が「朔風払葉」といっても、今年は、桜並木の紅葉もまだまだ健在。

我がご近所の谷中の桜並木。

例年だと、もういい感じに枝ぶり目立つ頃なんですが、まだまだ美しく紅葉してる。

根元を見れば、まあけっこうな木の葉で染まってはいますが…。

根元の木の葉

おっ!いい感じに赤い桜の葉だっ!

木の葉

今年は、きれいな落ち葉を見つけたら、その場で写真に撮って、紅葉狩り…のスタイルにて。
今日も、こうして一枚GETしました(*’▽’)。

ちなみに「木枯らし一号」って…。

「近畿地方」と「東京地方(伊豆諸島や小笠原諸島は除く)」にしか発表されてないって知ってました?

しかも、その基準も両エリアではかなり違うみたい。
今年、11月4日早々に木枯らし一号がふいた近畿地方の基準は…複雑そうなので割愛。(←気になる方は検索してください)

で、東京地方の条件は3つ

・気圧配置→西高東低の冬型
・時期→10月半ばから11月30日までの期間に吹く北から西北西の風
・風速→東京(千代田区)にて、毎秒8メートル以上

気圧配置や風速や、風向きの基準はまあそうだろうけど、期間限定なんだぁ!
そしてあと3日しかないじゃん!

「木枯らし一号」が吹いて、冬支度…が美しい冬の始まり方と思う私ですが、今年も気づいたら寒かったみたいな感じなんですかねぇ。(←たしか昨年は木枯らし一号はなしっ!だった。)

◆今日は、2019年11月27日/旧暦11月1日/霜月戊辰の日/月齢0.5日/新月!
◆日の出6時28分 日の入16時29分/月の出6時45分 月の入17時05分