七十二候は「虹蔵不見」に。冷たい雨続きで、たしかに「虹」出ませんね。代わりと言ってはなんですが野鳥シーズン到来/旧暦10/30・丁卯

七十二候は「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」の時期です。(11月22日~26日)

季節が冬に向かえば、ヒカリは弱く。
空気は乾く。

…たっぷりな雨ふりのあとに、太陽の強いヒカリがなければ「虹」もでませんので、たしかにね。

それでも、母の住む福島では、ここ数日、虹が出まくってたみたいなので、東京ではどうか?
…とやや期待。

虹も有終の美飾ってくれない?
ってことですが、七十二候は「虹蔵不見」も今日までなんで、もう来年までお預けかなぁ。

そもそも、東京上空で虹なんて何年も見てないなぁ、(ノД`)シクシク。

東京の街なら「虹蔵不見」は、野鳥観察のシーズン突入の合図…かも?

実は、暦がこういう頃は、静かだった不忍池にも、そろそろ鴨やかもめが帰ってくる頃。

ほらほらっ!
さんたち、もうすでにわらわらと泳いでますっ(*’▽’)。

不忍池の鴨

さすがに、ゆりかもめは、まだかなぁ~と思ったら…。

ゆりかもめ

もうちゃんと到着してました。

留鳥の野鳥たちも、なぜか今頃よく姿をみせる。

たとえば、ああ、椋鳥(むくどり)さんっ!

むくどり

ひさしぶりっ!とか。

白鷺(しらさぎ)さんも、しばらく姿みせなかったよね?

しろさぎ

これからちょくちょく野鳥眺めに来るからよろしくね。
うむ?
小さいから小鷺(こさぎ)かな??
…とか。

そーいえば…。

かる鴨さんがいないかなぁと思って眺めた「向島百花園」の小川。

なんと、尾長(おなが)が3~4羽、やって来てました。

おなが

盛大に水浴びし、盛大に鳴く。

まあ、彼らも留鳥なんですが、公園・庭園など鳥の潜んでいそうな場所でも木々の葉っぱが寂しくなる今頃でないとなかなか出会えない。

つまり、冬場は、おのずと野鳥たちとの遭遇率たかし。
太陽のヒカリや空気が冬めいて来る「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」の頃から、野鳥たちの姿が見えてくるということですね。

今年は野鳥観察用の双眼鏡買って、もっと本格的に野鳥観察してみたい気分。
なんか、鳥たちの姿にだんだん嵌ってゆく私です。

◆今日は、2019年11月26日/旧暦10月30日/神無月丁卯の日/月齢29.0日
◆日の出6時27分 日の入16時29分/月の出5時36分 月の入16時21分