毎月24日はお地蔵様のご縁日。そして今日はその今年最初の「初地蔵」です。Let’sお参り(*’▽’)/旧暦12/30・丙寅

仏教ワールドの方々の中で、いちばん身近なのは?
そりゃあ、何といってもお地蔵様です。

街を歩けば、必ずそのお姿を目にすること多数。

六地蔵さん

もちろん、寺社にお参りに行けば境内に必ずいらっしゃるのが地蔵菩薩。
つまりお地蔵様です。

それ以外にも住宅街の四つ辻にいらっしゃること多数だし。
商店街を見守る場所にいらっしゃっり、商店主や買い物客たちに親しまれていたりも珍しくはない。
…etc。

ヒトの暮らしの傍らにこんなにお地蔵様がいらっしゃるのは、お地蔵さまの仏教界での役割でもあるそうですが(⇒詳しくは過去記事をよろしければ)、それにしてもあちらこちらでお見守りいただいているものだなぁ…と改めて。

今日はそのお地蔵様のご縁日です。

まずは、ご近所、よみせ通りの延命地蔵さんをお参りに。

延命地蔵さん

このお地蔵様は、何かあるたびお参りする場所。
ホントいろいろ日々お世話になっておりますが、商店街には同じ思いの方多数なのか、時々列に連なって順番を待つほどに。
さあて、今日はどうかな?

そして、その後は、例年、ことさらに街のお地蔵様を気にして歩く。

いちばん上の写真も谷中から上野方面に抜ける途中の道に並ぶわが町の六地蔵様。
他にも、路傍にポツンといらっしゃったり、お堂の中に安置されていたりと、30分も回遊すれば、いろんなお地蔵様に出会えます。

ところで…。

こちらは、今年しばらくぶりにお参りした塩地蔵様。

塩地蔵さん

新宿・太宗寺の閻魔詣の際に、同じ境内にいらっしゃった方で、病の治癒祈願を受けていただけるお地蔵様。
お体に塩を盛り、治したい部分をなぜながらお参りすると治癒するというご利益があるんだとか。

この日は、盛られた塩も落ちてお姿が見えてましたが、以前お参りした際は、もう塩の山の中に首まで埋まっているというお姿で吹きさらしの中にいらっしゃった。

事程左様にお地蔵様は、いろいろなカタチでひとの苦楽を代わりに背負ってくださったりする存在でもあります。

ああ、いつもお世話掛けますお地蔵様。
…と、今日は深く感謝する一日でもあるのです。

◆今日は、2020年1月24日/旧暦12月30日/師走丙寅の日/月齢28.9日
◆日の出6時47分 日の入16時59分/月の出6時17分 月の入16時15分