七十二候は「蚕起食桑」に。お蚕さんが桑の葉を食む頃と暦。だから、昔は農家の周囲に桑畑が広がっていた。桑の葉、桑の青実眺めてその光景を思う。/旧暦4/3・庚辰

七十二候は「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」の時期です。(5月21日~25日)

卵からかえったお蚕さんが、シャクシャクシャクシャクと桑の葉を食む頃
かつて養蚕を営む農家では、桑の葉を採取して、せっせとお蚕さんのもとへ。

絶えず食べ続けるその音は、まるで雨降る音のように部屋中に響いたんだとか。
もう今や昔のそんな光景。
だけど、それは祖父母とか親の世代から直接聞いた話なんで、そんなに昔の話でもありません。

…と、育ち始めの桑の葉(の写真)眺めて、往事を思う。

桑の葉

この桑の葉は、5月上旬の福島で見上げたもの。
それからどんどん大きくなって、今頃はいい感じに育ってるんだろなぁ。

「蚕起食桑」の頃には、桑の実も熟す?

…というのも、桑の葉を眺めつつ、コレも見つけちゃったもので(*’▽’)。

何度見ても、一瞬「虫っ?!」と思ってしまう。

桑の青実

桑の青実です。

桑の青実

この青実も、きっと今頃、黒にも見える深い赤色に熟しているんじゃないかなぁ。

つまり、お蚕さんの桑の葉を収穫する頃は、ヒトがいただく桑の実が熟す頃でもあるってことか?

となると、かつての養蚕農家の人々は、どうしてたんだろ?
桑の実を摘まみ食いしつつ、桑の葉を採った…とか?

いや、まさか(*’▽’)。
このささやかな謎を、毎年暦が「蚕起食桑」と言い出す頃に思い出しては、すっかり忘れる。

◆今日は、2023年5月22日/旧暦4月3日/卯月庚辰の日/月齢2.5日
◆日の出4時32分 日の入18時44分/月の出6時03分 月の入21時30分