今日は、二十四節気の「春分」です。
超暖冬のせいか、今年は、気分的にとっくに春。
染井吉野すら咲き出しちゃったし、春におなじみの雑草たちもほぼほぼ開花しちゃいましたし…。
いやいや、「春分」の意味は、「昼と夜の長さが等分」ということだそう。
確かにお彼岸過ぎたあたりから、朝は早く、夜はゆっくりになってゆき、長かった夜は短く、昼は長く。
今日の日の出だって、5時台。
日の入りはほぼほぼ18時に迫ってます。
おおっ!昼間は12時間!
あとは、やっかいな新コロちゃんが勢いを止めてさえくれればなぁ…。
今年の春彼岸は帰省せず…です。
もちろんウィルス対策による蟄居のせいです。
とりあえず元気ですが、感染者の多い東京から、まだ少ない東北の地へ、なんかの間違いでウィルス運んでしまったら?
…と思っちゃうもんで、帰省を断念いたしました。
思い返せば、東日本大震災で、帰る手段が確保できなかった2011年以来です。
あの日々は、何して過ごしてたんだろなぁ?
と日記(っていうか記録帖)をひっくり返してみると…。
「今年は、母の手づくり牡丹餅は、おあずけかぁ」とか、やや些末なことにがっかりしてた。
今年も、昨年の牡丹餅ながめて、残念無念と思う。
いや、「お参り行けず、ご先祖様すみません」だろっ!私。
東北への旅をいざなうポスターがすっかり消えて、
花見宴会も消えた。
これは、2011年の春分の日に書かれてたコトバ。
これも、災害の種類は違いますが、状況は今と若干似てますね。
私と言えば、まだ「大寒桜」が開花したばかりの桜並木眺めて、今頃の東北はまだ梅の花の季節かなぁ…と思っていた。
確かに、今年も梅の花満開だそうです。
そして、昨年はその満開の梅に雪が降った。
そんなお彼岸の日々でもありました。
いつものことをいつものようにできることって、かけがえのないことなんだなぁ。
…と、思うのも2011年の春と同じな気がする。
今日は、ホントは、春への希望あふれるはずの「春分」の日です。
◆今日は、2020年3月20日/旧暦2月26日/如月壬戌の日/月齢25.5日
◆日の出5時45分 日の入17時53分/月の出3時44分 月の入13時57分