お彼岸だし、やっぱ「牡丹餅」たべたいなぁ。が、東京は「お萩」しか売ってないの?ほぼ同じ食べ物なんだけど、そこはこだわりたい春彼岸。/旧暦2/27・癸亥

母の「牡丹餅」の写真見てたら食べたくなって…買いに出る。

たまには自ら作るか?
とも一瞬思ったんですが、ハードルが高いし、ちょっといただければいいんだよなぁ。

で、買ってきちゃいました。

おはぎ

和菓子屋さんのはサイズが大きく、いろんな味を楽しめない。
ってことで、スーパーで見つけた、ちんまり小さいサイズのものです。
可愛い。

…けど、これ「お萩」なんだよなぁ。

お萩

知ってる近所の和菓子店を巡って、気づいたのは、東京では春彼岸にも「お萩」なんだぁということ。
解せないなぁ。

と思いつつも、まずは、我が家の神棚もどきにお供え。(←仏壇ないので、どうぞご勘弁くださいご先祖様。)

ホントは、春は「牡丹餅」、秋は「お萩」と呼びたい!

さらには…。

・丸型で漉し餡=牡丹餅、俵型で粒餡=お萩と形状を厳密に分ける説。
・もち米=牡丹餅、うるち米=お萩、あるいは、餡子=牡丹餅、きな粉=お萩の素材説。
などなど、調べてゆくと、もっといろいろ区別の仕方があるみたいですが、そんなことより、この呼び名に込められた季節感。

春に萩の名を使ってほしくないなぁと思う。

ちなみに、母の手作りの場合は、ほぼほぼ同じものなんですが、呼び名は季節で替えるのは鉄則です。
そこに、そこはかとなく季節感を大切にする日本の文化を感じてたんでありますが…って大げさか。

ということで…。

一席ぶちましたところで満足。
まあ、かたいこと言わず、「お萩」=「牡丹餅」を楽しもうか。

お萩だが牡丹餅

やはり、このちょうどいい具合に「小粒」なのが嬉しい。
売られてた時の名は「お萩」ですけどね。(←けっきょくまだ納得してない)

さあて、漉し餡、きな粉、粒餡と、3つそろえていただきますっ!

◆今日は、2020年3月21日/旧暦2月27日/如月癸亥の日/月齢26.5日
◆日の出5時43分 日の入17時54分/月の出4時21分 月の入14時55分