七十二候は「雀始巣」に。雀が巣を作り始める頃と暦は言うけど、いったいどこで産んで育ててるんだろねぇ。/旧暦2/28・甲子

七十二候は「雀始巣(すずめはじめてすくう)」の時期です。(3月20日~24日)

暦は「すずめが巣を作り始める頃だ」と言い始めました。

このあと、晩春になると、南から燕もやって来て、軒下などに巣をつくったりしますが、雀はどこに巣づくりするんだろ?
と、暦がこう言たび、ぼんやり考えます。

ご近所、不忍池のとある場にある樹木。
そこに実る雀を見たときなどは特に。

すずめ

いや、餌を目当てにわらわらやって来て、止まってるだけなんですけどね。(←ホントは餌やり禁止なんだけど)

雀…こんなにいたんだぁ。
彼らは、今頃、どこかに巣を作り、子育てがはじまるんですね。

いったい、どこで?
どこで産んで育てるのかな?

巣づくりや、雛を見つけるのは稀だけど、
今頃の雀はいっとう可愛い。

冬の季語である「膨(ふく)ら雀」
寒い日々に暖かさを保つため、羽毛を膨らませた状態を言いますが、

すずめ

暖かな日々になってもまだ福々と可愛く膨らんでます。

偶然撮れた、下からみた図。

すずめ

可愛いなぁ。
ちょっと触ってみたいなぁ。

おや、君は何してるの?

すずめ

虫でも取ってるんだろか?

いくら眺めていても飽きません。

ところで…。

雀の巣は、瓦屋根の隙間などに、枯れ草や葉っぱ毛とか羽根を運んで、狭い場所にちんまり作られるとか。
こんな風な家なら最適?

ねこ

今はなき、瓦屋根の空き家。
瓦の隙間もいい感じにありそうで、すずめの巣作りにいいんじゃない?と時々見上げて眺めてた。
ねこが時々昼寝してたけどね。(←屋根の隙間まで入り込んだりはしないだろな。)

マンションばかりの街場では、電柱とかに巣を作るとも聞いた。
巣の素材はビニール紐や包装紙なんだって(◎_◎;)。
気の毒だなぁ。
だから、街場の雀は減っているのか?

不忍池の界隈なら、少しは巣作りの環境は整ってるのかな?
だから、樹木に実るかの様に見えるほど雀が大挙してやってくるのかしら?

◆今日は、2020年3月22日/旧暦2月28日/如月甲子の日/月齢27.5日
◆日の出5時42分 日の入17時55分/月の出4時54分 月の入15時52分