初夏から梅雨までって、紫の花多いよねぇ。
その最後に咲いて、あとは盛夏がやってくる…気がする「紫君子蘭」の花。
実際、記憶をたどってみると…。
5月初旬には「藤」が咲き、民家の庭には、「都忘れ」や「鉄線」。
「杜若(かきつばた)」に「文目(あやめ)」、「花菖蒲」が順繰りに庭園・公園をにぎわす頃は、街路にも「紫陽花」。
「露草」も青々と咲くけど…ほらね、これらの花々は強い日差しの盛夏には咲いてない。
「紫の花」って「梅雨」までの花なんですね。
「紫君子蘭」に話を戻して…。
この花が咲きだすと、やはり梅雨明け近し(自分比)。
加えて、東京の新暦お盆も近い頃咲くからなのか。
花の中央に、想像の中で観音様においでいただき。
千手観音像みたいだなぁと思ったりして、とたんにありがたい花になる。
そんな雰囲気を纏った別名とかないの?
思って毎年探すも、ふーむ、案外ないんだなぁ。
「千手花」とかどうですか?
ってことで、紫の花は、「桔梗」に「朝顔」までしばしお別れ。
◆今日は、2020年7月5日/旧暦5月15日/皐月己酉の日/月齢13.8日/満月
◆日の出4時31分 日の入19時00分/月の出19時16分 月の入4時07分
コメント
「紫君子蘭」って言うのですね、知りませんでした。
奈良の自宅ご近所の公団住宅、昭和40-50年代に建てられて自然に同化したような緑に囲まれた団地が、5年ほど前に近代的なURに建て替えられて、植生も取ってつけたような植え込みになったなかに、この「紫君子蘭」もありました。 「アガパンサス」って書かれたましたけどね。
この記事がきっかけで調べてみると、ヒガンバナ科なんですってねぇ~
そう言われると似てるかも・・・ でもって、千手観音像みたいって「千手花」!!
納得です♪♪♪