今日は、杉浦日向子さんの誕生日。もちろん書棚から一冊。今年も彼女が綴った江戸噺に浸って、誕生祝です(*’▽’)。/旧暦10/16・丁丑

11月30日は杉浦日向子さんの誕生日。

朝から、書棚の著作を取り出し、並べる。

杉浦日向子作品

たくさん持ってるようでそうでもない。
再編集した本でも出版されば、もちろん入手したいけど、近頃はさっぱり。
今日は、ここからピンとくる一冊を選んで、読んで、誕生祝がわりとするしかないかなぁ。

さあて、どれにしようかなぁ。

杉浦日向子さんの著作を通して、江戸を知る。

杉浦日向子作品のテーマとなるのはすべて江戸時代。
しかも、庶民の暮らしに特化しているところが素晴らしい。

ってことで、今年はこの一冊にしようかな。

うつくしく、やさしく、おろかなり―私の惚れた「江戸」

『うつくしく、やさしく、おろかなり―私の惚れた「江戸」』 (ちくま文庫)

まずは、目次眺めて…。

目次

目次

もう再再読ぐらいだけど、何度眺めても面白そう。

思えば、江戸時代への興味は、学生時代に手に取った杉浦日向子作百日紅(←この単行本は美しかった。いまなら文庫化もされています)。
それからずーっと興味は尽きず。

ちかごろ、持続可能な社会などと言われ始めるに至っては、江戸時代の暮らしにインターネットを加えたぐらいの未来を想像してみる私。
だから、もっと知りたい江戸庶民の暮らし。

…とか、さらに興味は尽きない日々です。

杉浦日向子さん、お誕生日おめでとうございます。

…早世の作家ゆえに、生きていれば、まだたったの62歳。
まだまだ活躍の伸びしろ長い若さなのになぁ。

一説では、江戸時代に帰ったといわれてますが、それなら今こそ戻ってきてほしいなぁ。
などと戯れに思ったりしております。

そちらの暮らしはいかがです?

◆今日は、2020年11月30日/旧暦10月16日/神無月丁丑の日/月齢14.9日
◆日の出6時31分 日の入16時28分/月の出16時26分 月の入6時03分