12月17・18・19日は、浅草寺の「歳の市」。
もとは、観音様のご縁日に、正月道具のあれこれを揃える「門前市」が立った名残り。
今はほとんど「羽子板市」と同義ですが、街に貼られたポスターには正式に「歳の市」と書かれています。
仲見世は、もう正月の飾りつけが賑々しく…のはずですが今年はどうか?
いつもなら、すでに飾りつけを終えた、冬晴れの青空に浮かぶ、正月飾りが美しく楽しく。
その飾りを眺めつつ人ごみかき分け、仲見世を突っ切ってゆくのが、「歳の市」こと「羽子板市」のお約束。
ああ、去年まではホントになんの心配事もなく、うきうきするだけの一日だったよなぁ~。
手水舎でお清めすんだら、本堂へ上がり、参拝者のひといきれの中でお参りするのもなにか楽しい。
年末年始の人ごみって、なんか特別。
…だったんだよなぁ。
そして、艶やかな「羽子板」眺め。
露店の粋な暖簾の意匠もいちいちじっくり観察し…。
うーん、今年はどうしようかなぁ。
従来通りのひとごみならば、かなり危険な密な場所。
今日は平日だし、ささーっと行って、さささっと帰ってくればいいかなぁ。
うーん、やっぱりやめとこうか。
うーん、うーん。
いやいや、これだけは授与いただきたかったんだった!!
「羽子板保存会」の「有卦干支羽子板」
これは、もちろん昨年のもの。
来る新しい年の「辛丑(かのと・うし)」バージョンを授与いただかなきゃならないんだった!
しかも、今回は、江戸人のとって疫病除けといったら鐘馗様…のその鐘馗のシルエットが入るそうです。⇒浅草観光連盟のサイト
うーん、今年は混雑しているところを避けつつ、マジでさささっと行ってこよう。
◆今日は、2020年12月17日/旧暦11月3日/霜月甲午の日/月齢2.5日
◆日の出6時44分 日の入16時30分/月の出9時09分 月の入19時02分