今日は、小正月の大晦日「十四日年越し」。となれば、今日はせっせと煮小豆を仕込み、明日いただく「小豆粥」の準備です。/旧暦12/2・壬戌

明日は「小正月」。
そして今日は、その大晦日にあたる「十四日年越し」

ということで、今日は「小正月」を祝う小豆の準備です。

小豆

いゃあ、いつも思うけど、このつやつや赤く輝く小豆の美しいこと(*’▽’)。
本日は、「煮小豆」を作り、明日の小正月にいただく「小豆粥」に備える段取り。

ちなみに、この小豆の赤色は、古くより禍々しいものをよけてくれる色とされるそう。
そう思えば、コロナ禍の今、ますます重要な行事食の準備だわと思う。

ちかごろ気に入りは、フライパンで乾煎り後に煮る「煮小豆」。

実は、こうしてカラカラ炒ってから煮ると、渋みがなくなると近頃知って、さっそくやっております。

小豆乾煎り

こうすれば、渋きりのために茹でこぼさなくてもオッケー!
つまり、せっかくのポリフェノール入りの汁を捨てなくて済むのがいい感じです。

小豆と同量の水を加えて、沸騰⇒超弱火でコトコトと炊く。

小豆を炊く

そんなこんなで、煮汁が無くなるまで煮つくして…。

できましたっ!

煮小豆

明日は、米にこの小豆を炊きこんで「小豆粥」を作り、食して邪気祓い、今年の「無病息災」を祈願します。

「七草粥」も「小豆粥」も、この時期の伝統的な行事食の由来は、この「邪気祓い」や「無病息災」なんだよねぇ。
コロナ禍の今、ハレの日の「行事食」に、そんな思いを託した古人の気持ちが、なんとなくわかるような気がします。

◆今日は、2021年1月14日/旧暦12月2日/師走壬戌の日/月齢0.9日
◆日の出6時50分 日の入16時50分/月の出7時46分 月の入17時47分