皇居東御苑の2月。
そこは、思いのほか花咲き乱れる日々だろうと思う。
今日は、令和になってできた祝日。
その由来を考えれば、平成の頃と同じく、今日、皇居東御苑で咲いてる花を思い描いて過ごすのが似つかわしいかなと思う。
ホントは足を運んでみたいんですが、実は、天皇誕生日の今日は、通常休苑。
そして、今は、コロナ禍で休苑が3月まで続いているみたいなんで、どちらにしても写真眺めて想像するのみなんですけどねぇ。
まずは、梅林坂の梅。
きっと、いちばんの見ごろなはずです。
そして、梅の木の根元に、ぽこぽこ顔出した蕗の薹。
これも忘れず眺めたい。
ああ、今ならぎりぎり美味しく食べられるのになぁ…なんて思いつつ。(←いつもの私)
梅林坂を上りつめると、天守台のある広場。
そこは、今頃、早咲きの桜が、見ごろなんだろうなぁ~🌸🌸🌸。
特に、桜の島に咲く河津桜は大好きな種。
他にも、今頃なら椿寒桜とか琉球寒緋桜、昨年末から咲き出してる冬桜なども咲いているはず。
皇居東御苑の桜の種類はことのほか多く、この先、染井吉野を経て、桜の時期は4月中旬ぐらいまで続くんだよなぁ。
ああ、染井吉野の頃に。
いや、せめて八重の頃には訪ねてみたい。
福寿草もきっと満開!
皇居の庭の福寿草は、実は、野趣あふれる咲き方が特徴。
茶畑の奥の斜面に一面に咲く。
庭園で、整えられた風に咲く様子しか見たことがなかったもので、初めて遭遇した時は、かなりびっくりした記憶。
今年も、わらわらと地面からつぼみだし、黄色い花を咲かせてるだろね。
そして、今どきの黄色い花なら、満作(まんさく)の花。
これは支那満作(しなまんさく)。
野草の島のあたりには、もっと黄色みが勝った満作(まんさく)も咲く。
そして、花ではないけど、野草の島の先には、静かに美しくたたずむ、冨士見櫓。
皇居東御苑には、江戸城だった時代の遺構も多く。
なかでもこの冨士見櫓がいちばんすき。
世が世なら、この櫓の上からは富士山も、秩父連山や筑波山、東京湾も広々と臨むことができたそうですが、今は全然見えないのかな?
一般公開がされてないのがかなり残念です。
あっ!
そういえば、今日は「富士山の日」でもありますね。
ならば、冨士見櫓から見える富士山も想像して楽しもうか。
今日は、美しいものを想像して楽しむ一日ともいえますね(*’▽’)。
◆今日は、2021年2月23日/旧暦1月12日/睦月壬寅の日/月齢11.3日
◆日の出6時19分 日の入17時30分/月の出13時07分 月の入3時19分