七十二候は「霜始降(しもはじめてふる)」の時期です。(10月23日~27日)
この時期の暦は、二十四節気も七十二候も「霜が降り始めますよ」と強調。
そうして、注意喚起をしているかのようです。
もちろん、注意すべきは、やってくる寒気。
来る冬に備えて、暮らしを整えるということもあるだろう。
加えて、稲など秋の収穫も急いでねってのもあるのかな?
寒くなった東北から帰京すれば、東京も寒い。
その寒さの中で、「桜」が満開で驚きました。
といっても、春桜が季節を間違って狂い咲きしているのではなく、咲いているのは、冬桜である「十月桜」。
その名のとおり、10月に入るとポツポツ咲き始めますが、今頃こんなに咲き誇るのは珍しいんじゃないだろうか?
この枝なんか満開(◎_◎;)。
記憶を辿れば、こんなに咲くのは、もっと本格的な冬…師走&正月あたりかと。
それでも、冬桜は、染井吉野などと違って、花の頃は結構長い。
奥にそびえる銀杏が黄色く色づき、こんな風に黄色にピンクのコントラストを描く。
それまで、可愛い花が咲き続くはずです。
ちなみに、この写真の黄色い背景は、隣の違う種の桜の木。
銀杏の黄葉の始まる師走まで、この場所は、しばしピンク✖黄色が楽しめそうです。
そして、そうかぁ、もう桜の紅葉も始まってるんだよねぇ~(*’▽’)。
◆今日は、2021年10月24日/旧暦9月19日/長月乙巳の日/月齢17.7日
◆日の出5時55分 日の入16時55分/月の出19時04分 月の入9時01分