「旅の日」の由来は、松尾芭蕉の旅立ちの日から。
語呂合わせ由来が多い記念日ですが、オッ!と思う納得の由来持つ日が時々。
「旅の日」こそが、そのひとつ。
この記念日の由来は、元禄2年3月27日に、松尾芭蕉が奥州に向かって江戸を旅立ったから。
この日付を、新暦に直すと1689年5月16日。
本来ならば、日付を採用して、3月27日になりそうなところ、ちゃんと新暦に直したところも好感度が高い。
芭蕉が選んだのが、まさに、新緑爽やかで暑くなく寒くなく。
日も長い今頃だしね。
「旅の日」が近づくと、新緑の中に、清らかな白花を探す。
いや、逆か。
キリッとアイロンをかけたような「山法師(やまほうし)」の花。
この花を見つけて眺めているうちに、“あれれ、ひょっとして、芭蕉さんが奥州に旅立った日が近づいてる? ”と思い出す。
それは、コロナ禍以前。
「旅の日」にかこつけ、松尾芭蕉由来のエリアをうろついていると必ずと言っていいほど目にする花だったから。
私の中で、山法師=旅の日=松尾芭蕉と紐づいてしまったのでした。
そんなこんなで、山法師の花を眺めていると強く旅情を誘われるよ。
ああ、旅にでたいなぁ。
◆今日は、2022年5月15日/旧暦4月15日/卯月戊辰の日/月齢14.3日
◆日の出4時36分 日の入18時39分/月の出17時40分 月の入3時48分