七十二候は「霜始降」に。霜降り始めると暦が言えば、そろそろ背高泡立ち草があちらこちらに…と思ったら、もうほとんど見なくなった空き地のない街暮らし 。/旧暦9/29・庚戌

七十二候は「霜始降(しもはじめてふる)」の時期です。(10月23日~27日)

古い暦は、二十四節気と七十二候ダブルで、霜降り始めたと強調してます。

10月下旬の今頃は、秋から冬へ季節が巡るはざまの季節ではありますが、農作物もまだまだ収穫途中のものも多い時期です。

となると、これって、この暦が現役だった時代の「霜注意報」ですね。

「霜降」&「霜始降」の時期は、背高泡立ち草が目立つ日々。

身近に収穫待ちの田畑もない街暮らし。

暦が、「霜降」だの「霜始降」だの言い出したら、背高泡立ち草が目につく季節
…のはずが、我がご近所には、頃合いの空き地がまったくなくなった。

だもので、不忍池まで眺めにいったりいたしました。

背高泡立ち草

いゃあ、一年ぶりだね背高泡立ち草よ!

しかし、我が家からここまでの行程、マジで、どこにも生えてなかったんですが、かつてあれだけ育ってたのはどこ行った?(←実は、夏場の「洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)」もなかなか遭遇しなくなりました😢)

母の家の裏庭には、売るほど生えてる背高泡立ち草。

ご近所の方がいろいろ作ってた母の家の裏畑。
その方々も、畑しごとを引退し、そこは、空き地として放置され…。

すると、どこからともなくやってきて、育ちまくる背高泡立ち草

背高泡立ち草

そーなんですよねぇ。
街暮らしのわが身には、ちょっと懐かしい草花ですが、ここまで育つと、もう厄介者。

背高泡立ち草

母は「雑草駆除を依頼しなくちゃ」とぼやいてました。
まあ、そうだよねぇ(-_-;)。

となると、花咲く日々を楽しみに待つのも、やや憚られるなぁ。

それでもなぁ。

背高泡立ち草と蝶

近づいてよーく見るとやはりかわいくみえたりするのよねぇ…。

そして、この花が咲いて、枯れる頃には、もう冬近しです。

◆今日は、2022年10月24日/旧暦9月29日/長月庚戌の日/月齢28.2日
◆日の出5時55分 日の入16時55分/月の出4時18分 月の入16時21分