漫画家、江戸風俗研究家、エッセイスト…の杉浦日向子さん。
その最初の出会いは、このインパクト満載の一冊。
おおっ!なんと美しい、浮世絵のようなっ!
…と手に取って、開けば漫画だっ!と軽く驚かされて、即購入。
読み始めた物語は、浮世絵師「北斎」を主人公にした、奇想天外な物語。
あの世もこの世も交じり合ったような江戸ワールドが広がって、息もつかずに夢中で読み始めたものです。
物語は、二巻。
三巻と続き、これって、一挙に買ったんだったけ?
それとも、続きが出るのをジリジリと待った?
…覚えてません。
覚えてないほど、ずーっと前。
ティーンエイジャーの少ないお小遣いで買い求め、ミドルエイジの今までも捨てられずにいる3冊。
今日は、杉浦日向子さんとの出会いの『百日紅』を。
…ってか、結局、毎年、読み進めることになっちゃうけどね。
今年は、一目で私を魅了したこの表紙をじっくりめでて、それから杉浦さんによる江戸ワールドへと浸りに行きます。
そのまえに。
杉浦日向子さま、64回目のお誕生日おめでとうございます。
というか、まだ生誕64年だというのに、もうこの現世にいないのが悲し。
いまも、愛した江戸時代に暮らしているなら…いいのになぁ。とか思いつつ。
◆今日は、2022年11月30日/旧暦11月7日/霜月丁亥の日/月齢6.2日
◆日の出6時31分 日の入16時28分/月の出12時15分 月の入23時10分