東北の母の庭にある多肉植物「ミセバヤ」は、
晩秋に紅葉し正月に散った。
葉っぱがオレンジ色に染まり始めたのが、昨年11月中旬。
徐々に色づくというより、ほぼ突然この色に染まった…と母。
ホントか?
と思いつつその美しさを堪能。
それが、約一週間後にいつの間にか鮮やかな赤に変化。
ってことは、緑⇒オレンジの変化も、もしやホントに突然だったのかも(◎_◎;)
咲いてた花と葉っぱの色合いがほぼ同じくなったかな?
そんな風に眺めて帰京。
東京の我が家の「ミセバヤ」は、まだ青々いたしておりました。
唯一の変化は、11月下旬になって花が咲いたってこと。
さて、正月。
福島帰省して眺めた「ミセバヤ」は、花だけ残して、葉っぱはすっかり散った模様。
ふーむ、この様子もちょっと趣があるね。
そして、帰京してすぐ眺めた東京の我が家の「ミセバヤ」。
おおっ!やっと紅葉し始まった!!
年末に帰省する前には、まだ葉っぱは青かったんで、ちょっとびっくり!
母のみせばやほど濃くはないけど、これはこれで美しい色づき。
そして、東京の「ミセバヤ」は、このまま枯れてゆくんだよねぇ…きっと。
そして、「大寒」過ぎて数日の今日。
早朝眺めてみれば、ああ、あっさり散ったなぁ。
しかし、根元を見れば…。
ああ、もう新芽が出てるっ(*’▽’)。
「ミセバヤ」は「見せばや」の字を当てる。日本の古典園芸種。
以前に調べてこの事実にびっくりしたものです。
そして、この不思議な名前の由来が<高野山の僧が、この花に「君に見せばや(=見せたい)」と文を添えて和歌の師匠の贈った>ことに深く納得。
だって、四季ごとにホントに見どころ満載なんですもの、「見せばや」=「見せたい」と思った気持ちが分かるなぁ。
ってことで、今年もよろしくっ!「見せばや」さんっ!
◆今日は、2024年1月23日/旧暦12月13日/師走丙戌の日/月齢11.6日
◆日の出6時47分 日の入16時58分/月の出14時22分 月の入4時58分