4月8日はお釈迦様のお誕生日「灌仏会」です。
コロナ禍でなかなかお参りに行けなかったけれど、今年こそはっ!
と意気込む私。
染井吉野もまだまだ見ごろだし、お釈迦様に会いに行くぞっ!と繰り出した上野恩賜公園。
…ですが、主だった寺社は、もう門を閉ざし。(←まだ16時。こんな早くに閉門するんだったっけ?)
ここならと向かった寛永寺清水堂でも、お釈迦様をお祝いする「花御堂」は見当たらない。
うーむ。
本来ならば、この場所に「花御堂」。
中には、お誕生したばかりのお釈迦様がいらっしゃるはずなんだけど…。
こんな風にね。
私が、出遅れた?
それならまだいいけれど、もしやコロナ禍以降、「花御堂」の一般公開はしないことに決めたとか?
うーむ、うーむ。
お釈迦様にはお会いできなかったけど、桜は満開。
ココロを切り替え、花見して帰る。
寛永寺清水堂の舞台から、手が届きそうな場所にこんな…あなたは桜?
いやいや、この姿は「源平桃」では?
あとでちゃんと調べなきゃっ!
清水堂の裏手に回れば、枝垂れの「秋色桜(しゅうしきざくら)」が満開。
満開です。
豪華な満開ぶりですが、花は小ぶりで可愛い姿。
寛永寺清水堂の裏手には、珍しい品種の桜が植栽されて、プチ桜名所といった風情。
たとえば、これは「陽光」と言う種。
染井吉野より少し早く咲き、今頃はもう散ってる記憶。
しかし、今年は、この花もゆっくりだったみたいです。
これは、福禄寿という名の桜。
福禄寿といえば、七福神のおひとりで、老人のお姿。
こんな初々しく可愛い花にその名をつけた意図が気になりますね。
こちらは、妹背(いもせ)と名付けられた遅咲きの桜。
まだまだ蕾が多く、染井吉野が終わっても咲き続けそうな咲き様です。
…と、思いがけず、上野の桜を堪能。
でもでも、お釈迦様にお会いできなかったのはかなり残念。
来年は、入念に調べたうえで、早めにお参りに!と、桜たちに誓ってみたりします。
◆今日は、2024年4月8日/旧暦2月30日/如月壬寅の日/月齢28.7日
◆日の出5時18分 日の入18時09分/月の出4時54分 月の入17時34分