近ごろ、東京の路上を眺めながら歩けば、しょっちゅう見かけるコノ一部白塗りマンホール。
必ず決まって、いちょうの葉のデザインの一箇所が白く着色されている。
今日も、自宅→上野公園の行き帰りで、たしか5回これを見た。
コレって、つまり、
「東京都のマンホールのふたって、サクラのデザインよね」
ということに対して、
「いや、よく見てください、いちょうの葉っぱが配されてこその絶妙なバランス」
とでも主張したいのか?
しかし、そうした細工の増殖具合から察するに、東京マンホールのサクラ優位に対して、イチョウの復権を狙う秘密組織でも存在しているかのような勢い。
サクラは東京都の花、そしてイチョウは東京都の木。
(ついでながら都民の鳥はユリカモメです。)
デザインするなら、もっと平等に扱えよなという主義を打ち立て活動するっていうか、
闇に隠れて、密かにマンホールの一角を白染め団…みたいなのがいそうな感じ濃厚っていうか。
確かにねぇ。
このデザインからイチョウの葉っぱを除いたらなんとなくつまんない。
サクラのデザインかなぁ~とよくよく眺めたら、「あらっ、こんなところにイチョウの葉っぱがっ!」っていう発見が楽しいのよね。
それでも、コノ忙しい東京砂漠、たぶんそんな風に楽しんでるヒトなんかは稀。
そうゆう風潮に対しての小さな自己主張運動っていうか…。
…ああ、もうこんなものを見せられた日には、無駄な妄想がどんどんどんどん膨らみます。
もしかして、今年度からは、東京都のマンホール(のふた)デザインが、このようにマイナーチェンジしただけだったりしてな(笑)。
役所シゴトにしては、白塗り部分がやや荒いけど。
そこを含めてコンペに通った…とか。
ああ…だめだぁ。
妄想とまらず。
気になる方がいらっしゃったら、どうぞ外出の際は下を向いて歩いてみてください。