秋葉原近くにある、万世橋MAAchってご存知?

今週は、友人とランチとかお茶とかが相次いでいて、本日も。

どこにしますか?
と聞かれてぴんときたのがココです。

万世橋Maachエントランス

最近、御茶ノ水⇔神田間の線路下にできた商業施設。

ある日、中央線に乗って東京駅に向かう電車内から目を疑う光景が!
なんと線路の真ん中にガラズ張りの建物が忽然とできているでがありませんかっ!

あれはなに?
気になりすぎで、その日のうちに、それが何か確認しに行ったのが最初でした。

秋葉原から神田側にかかる万世橋あたり、かつてそこには万世橋駅というのがあったらしい。
やがて、そこが鉄道博物館になり、それも埼玉方面へ移動。

そのあいたスペースにできたのがこのMAAch(マーチ)という商業施設

ecute(エキュート)と同系列の運営らしいのですが、駅ナカの便利だけど普通という他のエキュートのイメージとは一線を画す。

もうこの外観からしてそそられる場所です。

万世橋Maachデッキ

神田川沿いにデッキが設けられ水辺を眺めてそぞろ歩くというのも可能。向こうのほうには、総武線の黄色い電車が走ってゆきます。

万世橋Maachと総武線

ちなみに、デッキ側からはこんな感じ。

万世橋Maachデッキから川を

で、例の線路に出現したガラス張りの建物はカフェらしく、この階段を上がってゆくようです。

万世橋Maach1912階段

ここは、かつて万世橋駅が現役だったころ実際使われていた階段なんだってぇ。
雰囲気あるなぁ。

私は、こうゆう、過去の記憶を背負った古いモノが大好きです。

で、そのガラス張りのカフェ。
すんばらしぃ~!かなり近くを中央線のオレンジ列車が走ってゆきます。
それを眺めながらお茶ができる。

が…、あまりにすばらしく&ヒトも多すぎで写真撮るのを失念しました。
で、友人とのランチもなかなかにおいしく。
それも撮影失念。

規模は小さいながらも、丸の内KIITEと同様、なかなかに素敵な場所です。
気になるかかたは足を運んでみてください。

しかし、やるじゃんJR!

古い建物の記憶をそこにとどめ、新しい時代に蘇生する工夫。
既成の人気店の勢いに頼ることなく、日本全国からこれぞというモノを探して誘致するやり方。
そして、ときには、新しいショップを作ってしまう。

商業施設なんて、もうこれ以上必要はないと思うけど、それでもあえてってゆうならば、このあたりがポイントかと。

東京と言えども、中央集権的な経済や政治のありかたが薄れてゆくだろう時代の流れにあらがうことはできないはずで、というかその集積地であったからこそ、これから新しい役割を目指す必要がある。

そのヒントみたいなものもココにはあるかもねぇ。
…なんて、おおげさか(笑)。 

でもね、実験的なコト、新しいアイデアの提示も、まだヒトがたくさんいて集まるチカラを持つ都会だからできること。
どうせなら、失敗を恐れず、どんどんそんなココロミにトライしてほしいんだよなぁ。

ヒトはそれを見に来て、なんらかのアイデアを得る。
新しい工夫をする楽しさを学ぶ。
お買い物がメインではないって感じも重要です。

かつて、金太郎あめみたいな商業施設や、旧態依然から抜け出せない、時代に感覚から遊離した再開発とかが残っていた時代に、それを宣伝するツールを作っていた私。
そんな私としては、あの頃こんな施設がつくられたらなぁと思わずにはいられませんね。

ところで、ココはいつできたんだっけ?

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あららっ!
2013年9月14日オープン!

訝しがってやってきた日からもう1か月かぁ。
はやいなぁ。

ぼやぼやしてないで、私もなにか古くて新しいことやりたいです。