4月5日から始まっている根津神社のつつじ祭りは…、
経験的に、街路のつつじの蕾が色づいたころが見ごろです。
ということで出かけてみました。
200円を払ってつつじ苑に入ったら、つつじの丘をどんどん登る。
まずは、つつじを手前に、根津神社境内を望みます。
で、そのまま左手、乙女稲荷の鳥居方面を眺めれば…。
一面のつつじ…この景観はすごいです。
ここのつつじは種類もかなり豊富。
しかし、残念なのは、植物園ではないので基本的に品種表示がないことです。
これがたぶん噂の「黒つつじ」かな。
赤すぎて、時々一瞬黒く見えるからこの名前?
本名は「唐船(からふね)」といい、深い赤が魅惑的です。
こっちの花弁が風車に似た形のものが、「花車」。
八重のつつじは、名前は知りませんが…。
バラのようです。
黄色のつつじは珍しい。
ツートンも多数。
いゃあ、ほんとに美しすぎです。
そして、これが知る人ぞ知る「霧島つつじ」(→関連記事/知っとくとちょっとバリューな「つつじ霧島」もどうぞ)
江戸時代のつつじブームを象徴する品種です。
このつつじ苑は約2000坪と広大で、そこにつつじが約50種3000株!!
これだけ多いと、開花時期も微妙に違い、ずいぶん長くつつじを楽しむことが可能です。
できれば、
1.まだ葉っぱだけが目立つ時期に点々と咲く「早咲き」のものを眺め
2.見ごろを向かえた今ごろに再訪
3.5月上旬の「遅咲き」も観賞する。
そして、4.外からも眺めて楽しむ。
今年も、一見つつじだけが静かに咲き誇っているかのように見えて、良く見りゃ、園内観賞者がここかしこに「だまし絵」のように存在します。
さて、この写真には、何人のヒトが写っているでしょうか?
って、私も知りません。
たくさんいます。
そして、5.この看板がでる日も見に行ってみる(笑)。
…って、これはつつじ苑に入りそこなった年の記念(?)に撮ったモノ。
毎年表示されるかどうかはしりませんが…。
以上5つが、根津神社のつつじ祭りの(勝手におススメする)楽しみ方です。
不思議なことに、根津神社のつつじ祭りが終わると、街路や民家の生垣などに植えられたつつじが順次花開き、これから遅咲きのつつじの季節。
街には、こんなにつつじが植えられていたかと驚きます。
根津神社のつつじ苑をたっぷり堪能した後は、それを継ぐかのように街全体がつつじ祭りといった佇まいに移り行き、この花の季節は、ことさらに長く続くような気さえします。
◆今日は、2014年4月21日/旧暦3月22日/弥生壬戌の日