今日は、二十四節気の「夏至」。気温はじわじわ上がる頃というのに、日の出は今日から徐々に遅く。/6/22=旧5/7・己巳

季節の暦は、ついに「夏至」

なーんか、つい最近、冬至かぼちゃを食べたばかりな気がするのに早いものです。

さて、国立天文台のサイトで調べてみれば、夏至の今日、東京地方の日の出は、4時26分

日の出とともに起き…というライフスタイルに憧れて、ほぼそれを実践できるようになった私ですが、さすがに夜明けが4時台だと早過ぎ。
5時ともなると、明るすぎて、オチオチ寝坊もできません。
…という日々の底となる1日です。

でも、日の出が早い日々は、睡眠時間が短くても、そんなに眠くないみたいで、不思議です。

しかし、日の出時間がもっともはやかったのは昨日までで4時25分。
もはや、じりじりと日の出時間が遅くなり始まっているんですけどね。

というコトで…。

夏至記念っ!ほぼ同時刻(4時25分)の日の出の写真を

コレは、毎年の習慣ですが、この夏至の時期の東京地方は、ばっちり梅雨の期間と重なるので日の出時刻に晴れている日が少ない。

で、昨年は断念。
そして、ああ、今年も無念。
なんだか毎日どんよりとした曇り空につき撮れません。

ってコトで、昨年と同じく過去の夏至近辺の日の出の写真です。

2011年の夏至の日の出

つまりこれは、一昨年の2013年の写真ですね。
この年は、日の出が見られただけラッキーだったんでしょうか?

とにもかくにも、心の中で、おはよう!いちばん長い日のおひさま!!
…と言ってみます。

夏至の日の日の入は19時ちょうど

「夏至」のホントの意味は、日の出が早く、日の入りは遅い=日照時間が一年で最も長い一日というのが正しい。

その日照時間(といっても雨や曇りもあるから太陽が出ているはずの時間)が、なんと14時間34分!
一日は24時間なので、夜より圧倒的に昼が長い。

…だから、カラダもそこに合わせて、睡眠時間が多少短めでも眠くならないのかな?
(太陽が出ているときは眠くならない…的な理屈?)

ちなみに、「冬至」は、日の出が6時47分、日の入16時32分で、昼間は9時間55分(2014年12月22日のデータ)。

おおっ!
夏至と冬至では、4時間39分も差があるんですね。

けっこうこの差ってすごいですね。

ってコトで、一応、数日前の夕暮れ時の写真も。

夕暮れ時

この時期は日暮れもそうとう遅いので、かえってニュアンスのある夕暮れが眺められて面白いかも。

いつもの『暦便覧』はなんて言ってる?

そうそう、一応これも確認しておかなくっちゃね。

「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」だそうです。
陽射による暑さも極限に達し、日の長くなる頃ぐらいの意味でしょうか。

ふーむ。

おっしゃるとおりに、すでに6月にして「陽射による暑さも極限に達し」…たのなら、いいのですが、実質は、夏至あたりから本格的な夏到来。

ああ、今年の夏も酷暑、猛暑、激暑…的なモノが続くんでしょうねぇ。

ああ、ああ、ああ、いやだなぁ…。(←マジ、暑いのが嫌いなもんで…)

◆今日は、2015年6月22日/旧暦5月7日/皐月己巳の日
◆日の出4時26分 日の入19時00分/月の出9時40分 月の入22時38分