今日は、二十四節気の「秋分」の日。そして、それはそのままお彼岸の中日で、お萩を作ってお供え&お墓参りの一日です。/旧暦8/11・壬寅

今日は、二十四節気の「秋分」。
そして、お彼岸の中日です。

暑さ寒さも彼岸まで…といわれるように、「秋分」を過ぎると、ホントにあっさり秋めいてくる。
なんか、毎年、不思議なパワーみたいなモノを感じてしまうお彼岸の日々です。

天文学的には、今日は、太陽が真東から出て真西に沈む一日。
ちょっと詳しく言えば、若干昼のほうが長いそうですが、昼と夜の長さがほぼ同じになる日でもあります。

旧暦の参考書ともいえる『暦便覧』のほうはどういっているかといえば…。

秋分は「陰陽の中分となれば也」と。

この陰と陽は、互いに相反する、対極にあるモノどうし。
とすれば、暑気と冷気のことを言っているのかな?
たしかに、ここ数日は、暑さと寒さのバランスがとれた過ごしやすい日々であったことは確か。
そして、もう少しそんな穏やかな気候が続きそうな2015年のお彼岸です。

春には牡丹餅だったあれが、お萩となって待つています。

秋分の日は、毎年、お彼岸帰省。

もちろんご祖先さまのお墓参りのため
…とか言って(笑)。

もちろん、それはそうなのですが、モチベーションの多くは、これらによるところが大きいのです。

お萩です。
おはぎ

春には、「牡丹餅」なのに、秋には「お萩」と名を変えて登場する凝り方がなんだか好き。
そして、ずんだ餡バージョンのは、収穫したての枝豆をつぶして作る。
…はずが、今年は、枝豆の収穫がまだなので、出来あいのモノを買ってきました。

まあ、それでも、やっぱ、ずんだ餡がいちばん、美味しい気がするんですよねぇ。

それでは、仏壇にお萩をお供えしましょうか。

御萩 お供え

そしたら、仏花とお線香を持って、先祖が眠るお墓へ。
の段取りですが、そこも、今年は、カレンダーの都合で、彼岸の入りのあたりで、済ませてしまいました。

…もう、明日は、帰京。

まあ、基本的には、春のお彼岸と同様、ここ数年変わらないお彼岸の過ごし方です。

◆今日は、2015年9月23日/旧暦8月11日/葉月壬寅の日
◆日の出5時29分 日の入17時38分/月の出14時00分 月の入–:–