浅草寺のご縁日は18日、今日12月のそれは、今年最後の意味を込め「納めの観音」と申します。お参りしたら「縁起小判」をお忘れなく。/12/18=旧11/8・戊辰

1月18日の初観音から始まった毎月18日のご縁日
それも、いよいよ最終コース

12月18日の浅草寺のご縁日は、「初観音」に対して「納観音(おさめのかんのん)」と申します。
そこに、17日~19日の羽子板市が立つものだから、浅草寺は、仲見世から境内まで、いつも以上の大混雑。

雷門前の記念撮影的混雑(←あたりはチャイニーズが飛び交ってるんで、思わず中国語風)のなか、仲見世に入れば…。
そこはもうお正月仕様の飾り付けで賑々しさ満点。

仲見世

しかし、こんな写真も、ささっとシャッターを押さないと、どんどん押し寄せてくる人並みに流されたり、どつかれたり。
けっこう、ハードな記念撮影となります。

しかし、今年も、何かと足を運んだものとしては、やっぱり、必ずお参りに出向かなければなりません。

…というのも。

やっぱりね、この景気よさそうな光景は年の最後に見ときたい。

小判の山…ではなくて浅草寺の年末年始期間限定の縁起物。

縁起小判

「縁起小判」のディスプレーです。

小判を一定量包んで封をした「包金(つつみきん)」のカタチを模した意匠。それが金ってところが景気よく。
そこに、商売繁盛の神でもある大黒さまが描かれている。

大黒さんの絵
ふーむ。
ひとつでも、景気よさそうだわ。

「縁起小判」のご利益は、意外にも「福徳」です

意外にもって?

いやぁ、一番最初にこの「縁起小判」を見たときは、てっきり商売繁盛の御守りかなぁと思ったものです。
えっ違うの?
ああ、「福徳」かぁ…と思ったことがかなり印象に残っているものですから、そうなります(笑)。

「福徳」は、観音経に読まれているコトバで、それ由来でこの縁起物のご利益になったと推察されるし、実際の意味は「幸福」のコトらしい。

しかし、私自身は、福だけでなく「徳」と重ねた部分に、勝手に深い意味を想像。
“少しずつ「福」を貯め、「徳」も積んでいきなさい”と観音様がおっしゃってると思って、これを我が家の一番いい場所に飾る。

縁起小判

そして「縁起小判」は、他の御守りと違って、1年たったらお寺にお返ししてお焚き上げ…が不要。
毎年ひとつずつ増やしてゆくというのが、持つものの作法なんだって。

というコトで、今年もひとつ。

授与いただく

そして、友人にもひとつで計2つ授与いただいた。
ちなみに、浅草寺の御守りを授与いただくときに入れてくれるこの袋もかなり好きな意匠。
なんてことないシンプルなものなんですが、実はこちらも捨てられません。

さあ、それでは羽子板市を…とその前にもう一か所。
影向堂(ようごうどう)へ。

「縁起小判」に描かれている大黒さんが、浅草寺の本堂の向かって左の影向堂にいらっしゃるのでこちらもお参り。

影向堂

影向堂には、観音さまと十二支の守り本尊八体と一緒に、大黒さまが祀られていますので、こちらにもご挨拶します。

ちなみに、ここの大黒さまは、姿が真っ黒+金で模様…という感じで、ひとことで言えば、おしゃれです。
一般には写真撮影は禁止ですが、浅草寺のサイトにお姿が出てますのでご覧ください。⇒浅草寺講堂案内・影向堂(ずーっと下へスクロールしてください)

というコトで、今年で4年目の納め観音詣で。

一番最初の「縁起小判」は、日にあせちゃってますが、このままお正月の飾りとして活躍していただきます。
この4年を振り返り、「福は貯めたか、徳は積んだか」…とわが身に問うたりする年末です。

ちなみに…。
「福」を貯めるは、ささやかなものにも幸せを見つける能力を身に着けるってコト。
「徳」を積むは、そのものずばりで善行を積むことですが、これもささやかにひっそりとできたかな…と、これもかなり自分勝手な解釈です。

◆今日は、2015年12月18日/旧暦11月8日/霜月戊辰の日
◆日の出6時45分 日の入16時30分/月の出11時26分 月の入23時32分